Hanwha Techwinの監視カメラに乗っ取りの危険がある複数の脆弱性
2018年3月14日(水)
Threatpostは3月12日、Hanwha Techwinの監視カメラ「SNH-V6410PN/PNW」に複数の脆弱性が発見されたと発表した。
今回発見された脆弱性は13個に及び、重要度はもっとも高い「critical」となっている。これを悪用されるとカメラが乗っ取られる危険があり、サイバー攻撃の踏み台として悪用される可能性がある。また、該当機種以外のカメラでも類似したファームウェアやインフラストラクチャを使用している場合には同じ脆弱性が存在する可能性があるため、注意を呼び掛けている。
なお、今回の脆弱性への処理パッチは現在開発中となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
記事本文
Think IT会員サービス無料登録受付中
Think ITでは、より付加価値の高いコンテンツを会員サービスとして提供しています。会員登録を済ませてThink ITのWebサイトにログインすることでさまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 「MongoDB」の乗っ取り被害が急激に増加、認証設定が不適切なケースに注意
- 情報処理推進機構、ネットワークカメラや家庭用ルータなどのIoT機器のパスワードに関する注意喚起
- Check Point Software Technologies、「IoTボットネット攻撃の台風」について注意喚起
- ThinkPad、HP Pavillionなどのファームウェアにゼロデイ攻撃を受ける脆弱性
- Firefoxのアドオンに潜在的な脆弱性、
- MySQLに不正な特権昇格の恐れがある脆弱性、MariaDBなどにも存在
- US-CERT、Cisco Sysremsの2製品に発見された脆弱性について注意喚起を発表
- Kaspersky Lab、「Trojan.AndroidOS.Switcher」と呼ばれるAndroidマルウェアについて注意喚起を発表
- シマンテック、DDoS攻撃実行時にIoT機器使用が拡大している調査結果を発表
- ESET、4種のプロトコルを悪用する新しいLinux向けマルウェア「Linux/Shishiga」に関する注意喚起