AWS、Kubernetesを手軽に実行する「Amazon EKS」を発表
2018年6月9日(土)
Amazon Web Services(AWS)は6月5日(米国時間)、「Amazon Elastic Container Service for Kubernetes」(Amazon EKS)の提供開始を発表した。
「Amazon EKS」は、コンテナオーケストレーションシステム「Kubernetes」を利用して、コンテナ化されたアプリケーションを簡単にデプロイ、管理、スケーリングできるサービス。Kubernetesを利用している企業の57%がAWSを選択している一方で、AWSでKubernetesクラスタを運用し、高い可用性を確保するには、高度な知識や技術が必要だった。「Amazon EKS」は、Kubernetes クラスターのビルド、保護、操作、保守のプロセスを簡略化し、Kubernetes クラスターをゼロから設定することなく、アプリケーションのビルドに集中したいと考える組織にコンテナベースのコンピューティングの利益をもたらす。
「Amazon EKS」は同日より、米国東部 (バージニア北部) および米国西部 (オレゴン) で利用可能となっており、まもなく他のリージョンにも拡大される予定。
(川原 龍人/びぎねっと)
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