電通国際情報サービス(以下、ISID)は6月25日、ISIDが提供するSAP ERPクラウドサービス「BusinessACXEL for SAP ERP」(以下、BusinessACXEL)の標準的な初期導入支援メニューを、3カ月990万円で提供するサービスを開始した。
本サービスは、SAPの短期導入ソリューション「SAP Rapid Deployment Solutions」(ラピッド・デプロイメント・ソリューションズ、以下、RDS)の承認を、SAP ERPの導入サービスとして日本で初めて取得した。
BusinessACXEL は、ISIDが2010年4月から提供している、SAP Business All-in-Oneソリューションを採用した基幹業務向けクラウドサービス。SAP ERPのライセンス利用、ライセンス保守、システム運用を一つのサービスとして統合し、クラウドプラットフォームにはアマゾン ウェブ サービスを採用している。ユーザー数に応じた月額利用料型で提供しており、1ユーザー当たりの月額は15,000円~(税別)。
今回新たに開始するサービスは、月額利用料型のSAP ERPクラウドサービスBusinessACXELの導入時に必要となる各種支援作業を、使用する機能や支援メニュー等をあらかじめ限定することにより、短期間かつ固定価格で提供するもの。具体的には、環境準備、CRP、トレーニング支援および移行支援を3カ月で実施し、本稼働後1カ月の稼働支援も含めて、990万円(標準価格、税別)で提供する。
対象となる機能は、財務会計(総勘定元帳、債権管理、債務管理)、管理会計(利益センター管理、原価センター管理)。
http://www.isid.co.jp/