日本IBM、小規模ITインフラの24時間365日有人監視サービスを発表
2013年6月29日(土)
日本IBMは6月27日、専門の運用要員を持たない小規模なITインフラの企業でも24時間365日の有人による遠隔監視サービスを低価格で導入できる「IBM Value PaQ -リモート・サーバー・モニタリング」を発表し、7月1日から提供を開始すると発表した。
価格は監視対象機器5台までの遠隔監視サービスを1契約として、初期費用なしの年額25万7千円(税別)。
「IBM Value PaQ -リモート・サーバー・モニタリング」は、小規模なITインフラを利用している企業を対象にした遠隔監視サービス。ITインフラを24時間365日、有人で監視するため、単純に閾値などを基に監視を行う無人監視と異なり、運用状況に応じて柔軟かつ臨機応変な対応が可能。また、障害発生時は電話とメールを併用して確実に連絡を行う。監視サービスの対象はWindowsサーバーのITインフラで、監視対象はIBMおよび他社製のサーバー、ネットワーク機器、ストレージ。
「IBM Value PaQ -リモート・サーバー・モニタリング」は、申込書をパッケージにしたシュリンクラップ形式によって提供するサービス。ビジネスパートナーから申込書を入手しFAXでIBMに送付した後、監視ツールを自社のサーバーに導入するだけで、運用監視を容易に開始できる。監視の対象となる機器に新たに個別のソフトウェアを導入する必要がないため、負荷を抑えて運用監視を行うことができる。
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