メディアドライブ、OCRソフトウェア「e.Typist v.15.0」を発表

2013年9月3日(火)

メディアドライブは8月30日、国内スタンダード活字OCRの最新バージョン「e.Typist v.15.0」/「e.Typist NEO v.15.0」を2013年9月27日に販売開始すると発表した。

58カ国語に対応した「e.Typist v.15.0」は定価20,790円(ダウンロード版は13,440円)。2カ国語(日本語/英語)対応の「e.Typist NEO v.15.0」は定価12,800円(ダウンロード版は9,800円)。(定価は税込み価格)

「e.Typist v.15.0」/「e.Typist NEO v.15.0」は、スキャナやデジタルカメラなどを利用して画像データを取り込み、テキストデータに変換する活字OCRソフトウェア。新バージョンでは、認識エンジンの性能強化を図るとともに、電子書籍関連やクラウドサービスとの連携機能を強化した。

認識性能の強化については、日本語の斜体文字や縦書き中に横書きで挿入された英字の認識、デジタルカメラで撮影した低品質画像の認識性能向上などに対応。

電子書籍については、認識結果の文字を「しおり」(目次など見たいページにリンクを貼る機能)として設定し、PDFやEPUBファイル内に出力できるようにした。設定した「しおり」は目次として活用でき、ページ数の多い原稿を電子化する時に便利な機能だ。

クラウドサービスとの連携については、外部クラウドサービス(Dropbox/SugarSync/SkyDrive)に保存した画像データを自動的にOCR処理することを可能にした。

その他、カメラで撮影した画像を補正する機能や、認識結果の出力関連の機能を強化した。


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