Coverity、クラウドベースのオープンソース静的解析サービス「Coverity Scan」の2種類のインテグレーションを発表

2014年2月6日(木)

米Coverity,Inc.は、クラウドベースのオープンソース静的解析サービス「Coverity Scan」の2種類のインテグレーションを発表した。この2つの新しいインテグレーションは、GitHubやTravis CIを利用しているオープンソースソフトウェアプロジェクトの開発者がCoverity Scanサービスを利用して、高品質でよりセキュリティの高いコードをより迅速に開発することを可能にする。

Coverity Scanサービスは、オープンソースコミュニティにコベリティの特許取得済みデベロップメントテスト技術を無償提供しており、開発者が品質とセキュリティをソフトウェア開発プロセスに組み込むのを支援している。Coverity ScanサービスはLinux、Apache、Pythonなど、独自の開発環境を持つ最大規模のオープンソースプロジェクトに利用されている。新インテグレーションの導入に伴い、独自の開発インフラを持たず、GitHubやTravis CI等を利用してソースコントロール管理や継続的インテグレーションのニーズを満たしているオープンソースプロジェクトも、Coverity Scanサービスを利用しやすくなる。

GitHubは人気のあるウェブベースのソフトウェアホスティングサービスとして、現在、1,000万以上のレポジトリーにおいて協働している400万人以上のユーザーがいる。Travis CIはクラウドをベースに開発者に継続的ソフトウェアインテグレーションサービスを提供するもので、現在、41,000以上のオープンソースプロジェクトの420万以上のテストビルド上で作動している。これまでに1,200のオープンソースプロジェクトをスキャンし、2013年だけで51,000の不具合を検出して修正した実績を持つCoverity Scanサービスにこの新インテグレーションが加わることで、開発者は自分たちのクラウドベースのプラットフォームを利用して、ソフトウェアリリース前にコード作成、アプリケーション構築、高インパクト不具合の検出や修正などを行えるようになる。


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