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日本IBM、SDN環境をオープン技術で統合管理するソリューションを発表

2014年2月8日(土)

日本IBMは2月5日、「IBM Software Defined Network for Virtual Environments(SDN VE)」の新製品「IBM SDN VE OpenFlow Edition」および「IBM SDN VE KVM Edition」を発表した。従来より提供している「IBM SDN VE VMware Edition」にオープン技術に基づくこの2製品が加わることにより、OpenFlowネットワークと、KVM環境およびVMware環境におけるオーバーレイ・ネットワークの単一的な管理・制御を実現する。IBMは「IBM SDN VE」で、新しいコンピューティング・モデルであるSoftware Defined Environment(SDE)の実現を推進する。最小構成価格は、「IBM SDN VE OpenFlow Edition」が166,400円(税別)、「IBM SDN VE KVM Edition」が96,900円(税別)で、2014年2月27日より日本IBMおよびIBMパートナーから出荷を開始する。

「IBM SDN VE」は、多様なネットワーク仮想化技術を単一的に管理・制御する統合型SDNアーキテクチャー。1つの管理画面で大規模なネットワーク・ファブリックの構築、OpenFlowスイッチのフロー定義、異なるハイパーバイザー間でのオーバーレイ・ネットワークの構築などを行うことができる。ネットワーク管理者は、「IBM SDN VE」を活用することで、ネットワークのプロビジョニングにかかる時間を日単位から時間単位にまでスピードアップし、常に変化し続けるビジネスの要求に即応することができる。今回、「IBM SDN VE」のラインアップに新たに下記の2製品が加わった。

「IBM SDN VE OpenFlow Edition」は、SDNを実現するソフトウェア群をOSSとして開発するプロジェクトOpenDaylight (オープンデイライト)の成果をベースにした初めての商用OpenFlowコントローラー。OpenFlow 1.0に準拠する仮想もしくは物理スイッチを制御し、マルチテナント・ネットワークの集中設定や、プログラム可能なマルチパス・ルーティングなどによって、ネットワークの状況に合わせてトラフィックのルーティングを動的に管理できる。

「IBM SDN VE KVM Edition」は、KVMによる仮想化環境において、物理的なネットワークに変更を加えることなくオーバーレイ・ネットワークを構築、そのプロビジョニングを自動で行うことを可能にする。また、「IBM SDN VE VMware Edition」と組み合わせることで、VMwareとKVMが混在する仮想化環境において、異なるハイパーバイザー間でオーバーレイ・ネットワークの構築、管理が可能になる。この製品はIBMがOpenDaylightに寄贈した分散型オーバーレイ技術であるDOVE(Distributed Overlay Virtual Ethernet)を基に開発している。

「IBM SDN VE」は新たにOpenStack Neutron APIに対応する。これによって「IBM SmarterCloud Orchestrator」や一般的なOpenStack準拠のクラウド・コントローラーから仮想ネットワークを管理・制御でき、サービス・プロバイダーや企業のIT管理者の運用管理をさらに効率化するための新たな選択肢を提供する。


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