SRA OSS、PostgreSQLの新トレーニングコースを発表

2014年4月24日(木)

SRA OSS,Inc.日本支社(以下、SRA OSS)は4月22日、PostgreSQLの新しいトレーニングコースとなる「PostgreSQL + Pacemaker + DRBD によるHAクラスタ構築トレーニング 」を発表した。

SRA OSSのPostgreSQLトレーニングコースは、PostgreSQLのサポートやコンサルティングを行う現場のエンジニアがコーステキストを開発し、講師を担当する点で、高い評価を得ているという。PostgreSQLの初心者から中・上級の利用者を対象としたコースまで、 各種コースを取り揃え、東京(毎月1回)、大阪(3ヶ月に1回)のほか、オンサイトでの個別トレーニングも行う。2013年には200名以上の受講実績があるトレーニングコース。

今回発表した「PostgreSQL + Pacemaker + DRBD によるHAクラスタ構築トレーニング」は、ミッションクリティカルなシステムや大規模なシステムへの導入が進むPostgreSQLにおいて、オープンソースソフトウェア(OSS)のみで、高可用性を実現できるHA(High Availability)クラスタ構成の構築手法を学習するコース。この構成はアプリケーションに手を加えることなく可用性を向上させられる手法として、PostgreSQLユーザにも幅広く認知され、導入が進みつつある。しかし、構築や運用には一定の技術が必要なため、構築を委託の上導入されてきたユーザも多い構成。本コースでは、実機を使ってHAクラスタの基礎、導入、運用を学ぶことが可能で、新規導入や運用開始の際の技術向上に役立つトレーニングとなっている。

「PostgreSQL + Pacemaker + DRBD によるHAクラスタ構築トレーニング」は、2014年5月より、東京(毎月 1 回)のペースでオープンコース(誰でも申込みできる集合研修)として開催する。

トレーニング概要は以下の通り。

・期間  1日(10:00~17:30)

・利用するソフトウェア
  Linux (CentOS 6)
  PostgreSQL 9.3
  Pacemaker 1.0
  Heartbeat 3.0
  DRBD 8.4

・トレーニング内容

HAクラスタの基礎
HAクラスタを構築するのに理解しておくべき概念や用語、HAクラスタの構成例と特徴、HAクラスタの基本的な動作、ソフトウェアの概要について説明する。

HAクラスタの導入
HAクラスタの構築に使用するPostgreSQL、Pacemaker、Heartbeat、DRBDのインストールと設定、DRBDによるレプリケーション、データベースクラスタの作成、リソースの作成について実習を交えながら説明する。

HAクラスタの運用
PostgreSQL、Pacemaker、Heartbeat、DRBDの操作、ハートビート通信の切断、Heartbeat、DRBDにおけるスプリットブレインの障害対応、ログメッセージの解析について実習を交えながら説明する。

・価格  78,000円(税抜)


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