日本HP、企業のビッグデータ活用と分析を推進するサービスを発表

2014年11月5日(水)

日本ヒューレット・パッカードは10月30日、企業内のデータを把握、管理し、その活用を支援する「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」を発表した。本サービスにより、企業の顧客エンゲージメントの向上、新たなビジネス機会の開拓、およびコスト削減を推進する。

「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」は、企業がビッグデータ分析を既存の環境に統合することにより、新しい分析要求に対応できるように設計された、包括的なサービス、アーキテクチャ、テクノロジースイート。このスイートサービスには、「ディスカバリー」や「アセスメント」、「モダナイゼーション」、「トランスフォーメーション」が含まれ、多様な展開および加工、分析オプションを通じて、新たな分析戦略や継続管理を実現できる。

「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」は、企業がデータを駆使し、より機敏な組織となることを支援するための、3つの主要なサービスニーズに対応する。

・データのディスカバリー環境の提供
「データレイク」および、データを可視化するツールやサービスにより、迅速に企業規模でのデータ共有や分析を可能にする。

・データ分析ソリューション
ビジネスをより適切に運営するため、特定の分析ニーズに対応する。

・ハイブリッドデータの管理
関連するデータを活用するためにビジネスプロセスとシステムを統合し、業務レベルの分析を実現可能にする。

「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」は、ソフトウェア、ハードウェアおよびコンサルティングサービスを統合し、企業が実際のビジネス成果に基づいたトランスフォーメーションの実現を支援する。新たなサービスは利用しやすく、かつわかりやすいコスト体系で、イノベーションおよび差別化に注力することで、企業がビジネス機会を創造できるように設計されている。この新たなサービスにより、企業は以下の利点を享受することができる。

・柔軟で拡張性のある加工・分析モデル
サービス型、プライベートクラウド、ホスト型およびオンプレミス型のソリューションが含まれる。

・サービス
HPおよびHPの技術パートナーによる主要なソフトウェア(Hadoop、HP Autonomy、VerticaおよびHPエンタープライズセキュリティ製品を含むHP HAVEnビッグデータプラットフォームなど)を活用する。

・オープンアーキテクチャ
顧客企業は、既存のビジネスインテリジェンスおよび分析資産を活用できる。

・マネージドサービス
堅牢かつ実用的なサービスにより、トランスフォーメーションおよびロードマップをサポートする。

・HPパートナーエコシステム
拡張機能を提供し、価値実現までの時間短縮を実現する。


Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています