Rails技術者認定試験運営委員会、「Rails4シルバー試験」の予約開始を発表
Rails技術者認定試験運営委員会は12月2日より新試験「Rails4技術者認定シルバー試験」の受付を開始し、12月5日より本試験を全国100か所の全国のオデッセイ コミュニケーションズCBTテストセンターにて実施することを発表した。2015年6月末までに受験して不合格になった場合、無料再受験ができる無料再受験チケットプログラムを実施する。あわせて、認定スクールプログラムを改定し、無料で参加できるシルバー認定スクールプログラムを開始する。
また、インプレスより認定教材「徹底攻略Rails4技術者認定シルバー試験問題集」が12月4日から発売され、試験センターであるオデッセイ コミュニケーションズより先着100名に認定教材プレゼントキャンペーンが展開される。
◆Rails 4 技術者認定シルバー試験概要
- 名称 Rails 4 技術者認定シルバー試験
- 目的 Ruby on Railsの専門知識の習得を評価できる本試験により、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ること
- 対応バージョン Rails 4.0
- 種別 シルバー試験:Ruby on Railsの実務で使えるコーディング力を問う試験
- 受験料金 シルバー試験12,000円/回(税抜)
- 試験開始時期(予定)
2014年12月2日 予約受付開始
2014年12月5日 試験開始 - 試験会場 全国のオデッセイ コミュニケーションズ認定試験会場(CBT)
- 設問数 40問
- 試験時間 1時間
- 合格基準 7割正解
- 出題形式 選択式(単一または複数選択)
◆シルバー試験出題範囲(案)
1. Rails概要(出題割合10%)
- Railsの各コンポーネント(ActiveRecordやActionPack)の説明や、MVCにおける基礎的な知識
- ディレクトリ構造の説明
- rake, railsコマンド
- ActiveSupport
2. ActiveRecord(出題割合40%)
- ActiveRecordの構造
- モデルの定義
- リレーション
- バリデーション
- CRUD操作
- スコープ
- マイグレーション
3. ルーティングとActionController(出題割合20%)
- config/routes.rb
- RESTとコントローラ
- コントローラとデータの入出力
- メディアタイプに合わせた出力フォーマット
- フィルタ
4. ActionViewとヘルパー(出題割合15%)
- ERBによるHTMLの出力
- JSONの出力
- ヘルパー
5. ActionMailer(メール)(出題割合5%)
- メールの送信
6. テスト(出題割合10%)
- ユニットテストにおけるテスト手法
- モデルのテストとコントローラのテスト
上記の詳細は試験Webサイトで公開し、公式Twitterアカウント「@railscp」にて通知する予定。gem install rails --version='~>4.0' でインストールされる範囲のみを出題する。プラグイン、rubygemsは出題範囲には含めない。前提OSはUnix系だが、基本的にはOSに依存しない出題とする。本試験では実行環境については問わない。
◆新スクールプログラム
現行の認定スクールプログラムに加え、エントリー向けのスクールプログラム「推進スクール」プログラムを以下の通り実施する。
- 参加条件
所定の申請書を提出すること
Rails技術者認定試験に対応したコースを自社Web上で公開し、募集すること
実施するコースに対応した認定資格者が講師をすること - 参加料金 無料
- 特典
推進スクールリストへの掲載
推進スクール認定証(ペーパー)の提供
セキュリティ教材の無料使用
新コース開催時の公式Web、公式Facebook、公式Twitterでの掲載
スクールフラグの提供(1本)
その他のニュース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
- 2024/12/8 「GNOME 47.2」リリース
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