エアーとサイオス、企業クラウドのセキュリティ強化で協業
2014年12月23日(火)
エアーとサイオステクノロジー(以下、サイオス)は12月16日、Google Driveおよびboxほか、WebDAV対応クラウドストレージのデータを暗号化するゲートウェイソフトウェア製品「WISE Gateway」(ワイズゲートウェイ)の教育機関への販売において協業することを発表した。
企業のクラウド利用の急激な増加にともない、クラウド事業者は顧客の重要なデータやプログラムを守るために高度なセキュリティ環境を提供している。しかし、サイバー犯罪の高度化や悪質化にともない、クラウドサービスを利用する企業が重大で深刻な被害にあう可能性も高まっており、より高度なセキュリティを望む声が増加している。
このような背景の中、ユーザ側でクラウド利用の際にセキュリティを高めることができるソリューションとしてクラウドアクセスセキュリティブローカ(Cloud Access Security Broker:CASB)という技術が注目され始めている。エアーが提供するCASBソリューション「WISE Gateway」を導入することにより、データはクラウドストレージに保存する前に暗号化され、暗号鍵はユーザ側で管理できるようになるためより高いセキュリティを確保することができる。
今回の協業では、Google Appsなどの企業や教育機関への導入支援サービスや様々なソリューションの提供などで豊富な実績を持つサイオスが、「WISE Gateway」の導入を支援することで、教育機関の安全なクラウド利用を容易にし、より高いセキュリティ環境を実現する。
エアーとサイオスは、今後も協業を深め、企業がクラウドを安心して利用できるソリューションの提供と販売を促進していく。
その他のニュース
- 2025/4/25 オープンソースのエミュレーター「QEMU 10.0」リリース
- 2025/4/23 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 6.0(Rock)」リリース
- 2025/4/23 「Wine 10.6.0」リリース
- 2025/4/23 「MySQL 9.3」リリース
- 2025/4/22 Linuxカーネル「Linux 6.14.3/6.13.12/6.12.24」リリース、「6.13系列」はサポート終了へ
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- グルージェント、米国CloudLockの日本語版を販売開始
- クラウドのストレージ要件を満たすには
- プライベート環境に最適なクラウドストレージとは?EMC ECSアプライアンス(後)
- 統合型グローバルクラウドネットワーク 「Cloudflare」でDevOpsの効果とセキュリティをシンプルに高める
- アシスト、クラウドストレージを安全に利用する新サービス提供開始
- 東京エレクトロン デバイス、NetskopeのCASB製品の運用・監視サービス「MCS(Managed Cloud Security)」を提供開始
- サイオス、世界初、機械学習技術を搭載したITオペレーション分析の新製品「SIOS iQ」を発表
- セキュリティ要件を満たすオンラインストレージ「ownCloud」という現実解
- CloudNative Days Fukuoka 2023、GoogleによるGKE上のGateway APIの解説セッションを紹介
- 米GoogleがCloud Foundry Foundationに参加、ほか