グルージェント、米国CloudLockの日本語版を販売開始
サイオステクノロジーの子会社であるグルージェントは6月18日、クラウド環境における企業のコンプライアンスをサポートするセキュリティソリューションを提供するCloudLock(クラウドロック),Inc.の日本語版製品「CloudLock」を7月1日より販売開始すると発表した。
企業のクラウド利用が急激に増加する一方、クラウド環境を取り巻く脅威は、より高度化・複雑化している。日本企業においても、業務効率化のためクラウドストレージでのファイル共有サービス、SNSなどのコミュニケーションツールの活用の幅が広がりを見せる中、コンプライアンス、個人情報保護の観点から情報漏洩に対する懸念が、導入の足かせになるケースが増えてきた。このような時流を背景に、クラウドサービスを利用するユーザーからは、クラウド事業者が提供するセキュリティサービスだけに頼らず、オンプレミス環境と同様に情報漏洩を防ぐためのより高いセキュリティを確保できるサービスを望む声が増加している。
CloudLockは、大企業を中心に世界ですでに600万名以上のユーザーが利用するクラウドセキュリティソリューション。ファイルごとの暗号化はもとより、ユーザーの振る舞いの監視、分析を行い、リスクの高いアクションに対するアラートや制限が可能になる。パブリッククラウドサービスとAPIを介して直接連携したサービスであり、煩雑な作業はなく、数分で導入できることが特徴。
今回販売を開始する日本語版「CloudLock」では、既にグルージェントより販売を開始している「CloudLock for Google Apps」が利用できる他、日本でも企業への導入が加速しているパブリッククラウドサービスにも対応し、「CloudLock for Salesforce」、「CloudLock for Dropbox」、「CloudLock for Microsoft Office 365」をランナップに追加した。
グルージェントは、パブリッククラウドの3rd Partyソリューションベンダーとして、Google Apps、Microsoft Office 365、Salesforce、Dropboxなどの拡張ソリューションを開発、提供している。国内の企業がより安心、安全にパブリッククラウドサービスを利用できる環境を提供するために、日本語版「CloudLock」の販売を開始し、日本市場向けの独自のサービスとして、導入や運用に関する日本語でのサポートサービスも提供する。
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