アピリッツは6月1日、オープンソースECサイト構築パッケージ「エレコマ」を大幅に改善し「エレコマ4.0」をリリースした。
EC市場の成長に伴い、要望に応じて迅速にECサイト構築や機能追加を行うことの重要性が高まっている。アピリッツではそのニーズに応えるため、エレコマ4.0をリリースした。エレコマ4.0では、ECサイト構築の機能をgem化することで、既存のECサイトへの組み込みが可能となり、機能追加やインストールが容易になっている。このことによりエレコマは、更に幅広いECサイト構築のニーズに応えることができるようになった。
エレコマ4.0の特徴は以下の通り。
・既存サイトへの組み込みが可能に
ECサイト構築に必要となる以下の3機能をgem化した。
- ECサイト運営者が使う管理画面
- エンドユーザーが使うフロント画面
- フロント画面・管理画面を動作させるための根幹となる部分
このことにより、部分的に必要な機能だけを組み込むことができるようになり、既存のECサイトでも、エレコマの機能を利用できるようになった。
・管理画面の使いやすさ
今までよりもUI全体をシンプルにしつつ、各項目に合わせたアイコン付きのメニューを画面左部に用意することで「どの項目で、何を管理できるのか」がわかりやすくなっている。
・エレコマ4.0の動作環境(動作確認が取れているもの)
- OS:CentOS,FreeBSD
- DB:PostgreSQL,MySQL,SQLite
- Ruby:2.1,2.2
- Ruby on Rails:3.2,4.1,4.2
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