シンキングリード、オープンソースCRM「F-RevoCRM」の新バージョンを発表
2015年6月6日(土)
シンキングリードは6月2日、カスタマイズも容易な高機能オープンソースCRM「F-RevoCRM」の新バージョンである「F-RevoCRM 6.2」を正式リリースした。「F-RevoCRM6.2」ソースコードはF-RevoCRMのホームページよりダウンロード可能となっている。
「F-RevoCRM6.2」はベースとなるvtigerCRMにはないシンキングリード独自の機能を追加し、主に操作性向上、便利機能充実を実現している点も特長となっている。
シンキングリードでは、「F-RevoCRM6.2」の従来同様にソースコードを引き続き無償公開する事で、一般的なライセンス費用や月額利用料が掛かるCRMソフトと比べて、企業におけるCRMソフト導入にかかるコストを抑えると同時に、CRMソフト導入に困っている企業に対して、シンキングリードの経験豊富なコンサルタントによる導入支援や運用定着化に主眼を置いたサービスを展開していく。
シンキングリードが独自で開発したF-RevoCRM 6.2の新機能は以下の通り。
- 掘り起こし機能(最終活動日および活動履歴の自動登録)の新規追加
活動結果を登録すると関連付けされた見込み客・顧客企業・案件・顧客担当者の項目「最終活動日」に活動結果の項目「終了日時」が自動で登録される。また、顧客企業の活動履歴に紐付く案件や顧客担当者の活動履歴が全て表示される。これにより、〇日間放置しているまたは未活動の顧客・案件を簡単に抽出したり、顧客企業の活動履歴をみればその顧客の全ての活動を簡単に確認できるようになった。 - 登録した活動情報にポップアップ画面を追加
登録した活動情報(予定・結果)にカーソルを近付けると、画面遷移しないで詳細な内容をポップアップ画面上で確認できる。また、ポップアップ画面に表示されている顧客企業名・案件名・顧客担当者名をクリックすると、それぞれの詳細画面が表示される。 - 予定表機能の強化
予定表機能で、活動情報の登録・編集画面をポップアップ画面で表示させ、全ての項目を登録・編集できるようになった。登録・編集後は、そのまま予定表の画面が表示され画面遷移しない。また、活動情報の登録時に他のユーザーを招待すると招待したユーザーの予定にも自動で登録され、複数人の予定を一度の操作でまとめて登録できるようになった。 - 顧客企業の概要画面の強化
顧客企業の概要画面に案件の一覧が表示されるようになった。関連メニューをクリックすることなく、スクロールするだけで案件を確認できる。
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