ショーケース・ティービー、WebRTC技術会社へ資本参加し、製品を共同開発
ショーケース・ティービーは7月15日、レアジョブと共同で、フェイスピアに資本参加したと発表した。フェイスピアはWebブラウザ上でビデオやチャットなどを自在に利用できるWebRTC技術を核とした対面コミュニケーションプラットフォーム「FaceHub(フェイスハブ)」を提供している。ショーケース・ティービーは今後、フェイスピアと共同でビデオチャットを活用したWeb接客のためのクラウドサービスを開発・提供する。
WebRTCはWeb Real-Time Communicationの略で、Webブラウザにプラグインを追加することなく、Webブラウザ上でビデオや音声、チャットなどリアルタイムコミュニケーションを可能にするオープンソースの標準規格。米国ではすでにいくつかの商用サービスが展開されており、注目を集めている技術だ。
フェイスピアが提供するFaceHubは、WebRTCベースのFace to Faceコミュニケーションプラットフォーム。既存のビデオチャットシステムは、Flashや専用アプリケーションとして提供されているものが多く、これらを利用するには通常、アプリやプラグインのインストール、会員登録、連絡先(ID)交換などが必要。しかし、FaceHubはこれらの手間を省き、Webサイト上で即座に対面接客を行うことを可能にする。また、標準的な WebRTCにはない「1 対n、n対n通信」「ビデオ自動録画」「会話内容の自動文書化」などの機能も備えている。
ショーケース・ティービーは今後開発するクラウドサービスによって、EC サイト等における対面接客の他、人事面談、問い合わせ、不動産や金融商品の契約支援など従来のWebサイトではできなかったリアルなコミュニケーションを通じ、企業が提供する“おもてなし”を実現し、成約率を高める支援をしていく。
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