ショーケース・ティービー、WebRTC技術会社へ資本参加し、製品を共同開発
ショーケース・ティービーは7月15日、レアジョブと共同で、フェイスピアに資本参加したと発表した。フェイスピアはWebブラウザ上でビデオやチャットなどを自在に利用できるWebRTC技術を核とした対面コミュニケーションプラットフォーム「FaceHub(フェイスハブ)」を提供している。ショーケース・ティービーは今後、フェイスピアと共同でビデオチャットを活用したWeb接客のためのクラウドサービスを開発・提供する。
WebRTCはWeb Real-Time Communicationの略で、Webブラウザにプラグインを追加することなく、Webブラウザ上でビデオや音声、チャットなどリアルタイムコミュニケーションを可能にするオープンソースの標準規格。米国ではすでにいくつかの商用サービスが展開されており、注目を集めている技術だ。
フェイスピアが提供するFaceHubは、WebRTCベースのFace to Faceコミュニケーションプラットフォーム。既存のビデオチャットシステムは、Flashや専用アプリケーションとして提供されているものが多く、これらを利用するには通常、アプリやプラグインのインストール、会員登録、連絡先(ID)交換などが必要。しかし、FaceHubはこれらの手間を省き、Webサイト上で即座に対面接客を行うことを可能にする。また、標準的な WebRTCにはない「1 対n、n対n通信」「ビデオ自動録画」「会話内容の自動文書化」などの機能も備えている。
ショーケース・ティービーは今後開発するクラウドサービスによって、EC サイト等における対面接客の他、人事面談、問い合わせ、不動産や金融商品の契約支援など従来のWebサイトではできなかったリアルなコミュニケーションを通じ、企業が提供する“おもてなし”を実現し、成約率を高める支援をしていく。
その他のニュース
- 2024/11/17 「GCC 15」におけるC言語のデフォルトバージョンをC23に移行
- 2024/11/15 米Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 9.5」を発表
- 2024/11/15 Linuxカーネル「Linux 6.11.8/6.6.61/6.1.117/5.15.172」リリース
- 2024/11/15 情報処理推進機構、「データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版」を公開
- 2024/11/14 テクマトリックス、SBOMソリューションの販売を開始
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- クラスキャット、マルチクラウド対応テレワーク統合サービス「ClassCat Telework v2.0」に新サービスを追加
- NTTComが製品化したWebRTCベースのSkyWayは離陸するか?
- NTT Com、WebRTCプラットフォーム「SkyWay」にてマルチブラウザ対応音声認識APIなどを無償公開
- NTT Com、iOS/Androidアプリ用WebRTC機能開発キットを無償公開
- クラスキャット、Docker、CoreOSベースのWebRTC対応Web会議ソリューションをテレワーク統合サービスとして提供開始
- UCアプリ前編(プレゼンス、Web会議など)
- IBM、コミュニケーションソフトウェア「Sametime」のビデオ会議機能を強化
- フェイスブック、Messengerでのフェイス・ツー・フェイスのビデオ通話を可能に
- 米トレジャーデータがVCから1,500万ドル調達、トップエンジニアが予測する2015年、Firefox 35リリース、ほか
- 応募締切迫る! HTML5 Japan Cup 2014 第二回ハッカソンレポート