ジランソフト、法人向けオンラインストレージ「DirectCloud-BOX」の最新版を公開

2015年7月18日(土)

Jiransoft Japan(以下、ジランソフト)は7月15日、法人向けに特化したオンラインストレージサービス「DirectCloud-BOX(ダイレクトクラウド・ボックス)」にバージョンアップを実施し、最新バージョンを公開した。

主な変更点は、パスワードポリシーやホワイトリスト方式のデバイス認証機能に加え、文書の専用ビューア機能を追加し、より強固なセキュリティを確保することが可能にった。

・情報漏えいを防ぐ厳重なアクセス制御がより簡単な操作で実現可能

管理者が許可したモバイル端末からのみアクセス可能なホワイトリスト方式のデバイス認証が利用できるようになった。また、管理者が設定したパスワードポリシーに沿って弱いパスワードを禁止したりパスワードに期限をつけたりといったことが容易に実現できる。

さらに、モバイル端末でオフィス文書を開いた際、デスクトップやモバイル端末に直接ファイルをダウンロードすることなくアプリケーション上で閲覧できるようになった。これにより、情報漏えいを防ぐ厳重なアクセス制御がより簡単な操作で実現可能になった。

・業務状況に応じた安全なファイル共有が実現する専用ビューア機能

専用ビューア機能を実装したことにより、Microsoft Office文書がブラウザやスマートフォンの画面上で、レイアウトを崩すことなく閲覧できる。また、ブラウザやスマートフォンにキャッシュデータを残さず、情報漏洩リスクを回避することができる。

(1)Microsoft Office文書の専用ビューアの機能を提供開始
Word 、Excel、および PowerPoint形式の文書をDirectCloud-BOXのWEB版およびモバイルアプリケーションで開いた際に、ファイルをローカル環境にダウンロードすることなくオンライン上で文書をプレビューする機能を提供する。

(2)管理ページで相手にファイルを送信する際に相手のファイルへの利用権限を設定可能に
DirectCloud-BOX でMicrosoft Office のWord 、Excel、および PowerPoint形式の文書を相手に送信する際に、「閲覧」、「ダウンロードの許可」、「ファイルの送信」の3つの選択肢の中から使用権限を指定することが可能になった。これにより業務やプロジェクトの状況に応じた安全なファイル共有が実現できる。

・PCソフトの同等以上の使い勝手を実現するWeb版を提供開始

今回、DirectCloud-BOXのWEB版(β版)を提供開始することにより、PCに専用アプリケーションをインストールしなくてもブラウザだけでクラウドストレージへのアクセスが可能になった。

WEB版では、デスクトップから複数のファイルをドラッグ&ドロップ操作でオンラインストレージにアップロードすることができる。また、大容量ファイルを相手に送信する際にダウンロード時の有効期限、パスワード、ダウンロード回数制限など細かな設定ができるなどPCアプリケーションと同等以上の使い勝手を実現している。

誤ってファイルを削除した場合に元に戻す「ゴミ箱」機能や、ファイルの更新履歴の確認・元に戻すことができる「バージョン履歴」機能も追加した。


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