Oracle、Red Hat Enterprise Linux 8ベースの「Oracle Linux 8.0」をリリース

2019年7月20日(土)

Oracleは7月18日(現地時間)、Red Hat Enterprise Linux 8.0をベースとしたLinuxディストリビューション、「Oracle Linux 8.0」をリリースした。

「Oracle Linux 8.0」は、Red Hat Enterprise Linux 8.0をベースとし、ドキュメントや商標に関する項目を削除・変更したディストリビューション。Oracle Linuxでは独自の「Unbreakable Enterprise Kernel」と呼ばれる、カスタマイズされたkernelを採用しており、これがデフォルトでのカーネルとなっている。Red Hat互換のカーネルも搭載しており、選択して起動することが可能。

「Oracle Linux 8.0」では、YUMに代わり、DNFをベースとした「Dandified yum」がyumパッケージマネージャとして採用された。その他にもファイルシステム、仮想化、セキュリティその他広範な変更が加わっている。

リリースされたのは、x86版(32ビット)とx86_64版(64ビット)。Oracle Linux 8.0は、Webサイトからダウンロードできる(要ユーザ登録)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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