Oracleは3月28日(現地時間)、Red Hat Enterprise Linux 6.9をベースとしたLinuxディストリビューション、「Oracle Linux 6.9」をリリースした。
「Oracle Linux 6.9」は、独自に開発された「Unbreakable Enterprise Kernel」をカーネルとして採用しており、これに「Red Hat Enterprise Linux 6.9」の新機能を付加したディストリビューションとなっている。Oracle Linux 6.9では、「Oracle Linux 7.3」などでも採用されている「Unbreakable Enterprise Linux Release 4」を搭載しており、全部で3種類のカーネルが利用できる。Red Hat Enterprise Linuxの商標に関する項目などは削除・変更されている。また、ダウンタイムなしでOSのセキュリティアップデートを可能にする「Kspice」の技術も採用されている。
対応プラットフォームはx86版(32ビット)とx86_64版(64ビット)。Oracle Linux 6.9は、Webサイトからダウンロードできる(要ユーザ登録)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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