「Oracle Linux 6.9」リリース
2017年4月2日(日)
Oracleは3月28日(現地時間)、Red Hat Enterprise Linux 6.9をベースとしたLinuxディストリビューション、「Oracle Linux 6.9」をリリースした。
「Oracle Linux 6.9」は、独自に開発された「Unbreakable Enterprise Kernel」をカーネルとして採用しており、これに「Red Hat Enterprise Linux 6.9」の新機能を付加したディストリビューションとなっている。Oracle Linux 6.9では、「Oracle Linux 7.3」などでも採用されている「Unbreakable Enterprise Linux Release 4」を搭載しており、全部で3種類のカーネルが利用できる。Red Hat Enterprise Linuxの商標に関する項目などは削除・変更されている。また、ダウンタイムなしでOSのセキュリティアップデートを可能にする「Kspice」の技術も採用されている。
対応プラットフォームはx86版(32ビット)とx86_64版(64ビット)。Oracle Linux 6.9は、Webサイトからダウンロードできる(要ユーザ登録)。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Oracle Linux
リリースアナウンス
その他のニュース
- 2024/11/8 JPCERT、侵入型ランサムウェア攻撃発生時に残るWindowsイベントログの特徴に関する記事を公開
- 2024/11/8 Androidアプリの統合開発環境「Android Studio」にAIを活用したコンパニオンを導入
- 2024/11/6 「curl 8.11.0」リリース
- 2024/11/6 Microsoft、システムツールセット「Microsoft PowerToys 0.86.0」リリース
- 2024/11/6 デスクトップ環境「LXQt 2.1.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 「Oracle Linux 7.4」リリース
- 「Oracle Linux 7.3」リリース
- 「Oracle Linux 7.2」リリース
- Oracle、Red Hat Enterprise Linux 8ベースの「Oracle Linux 8.0」をリリース
- Oracle、Red Hat Enterprise Linux 8.1ベースの「Oracle Linux 8 Update 1」をリリース
- Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9,3ベースの「Oracle Linux 9 Update 3」をリリース
- Oracle、Oracle Linux向け「Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 Update 5」をリリース
- Dockerの導入前に知っておくべきこと
- オラクル、「Oracle Linux 7」の提供を開始
- ソフトウェアのLinux対応動向