パッケージ管理システム「RPM 4.15.0」リリース
2019年10月1日(火)
rpm.orgは9月26日(現地時間)、パッケージ管理システムRPMの最新版「RPM 4.15.0」をリリースした。
「RPM(RedHat Package Manager)」は、Red Hatが主導で開発しているパッケージ管理システム。Red Hat系Linuxディストリビューションなどで広く採用されており、パッケージのインストール、アンインストール、依存性のチェックおよび問題の解決など数多くの機能を持つ。
「RPM 4.15.0」では並行処理が強化され、SMP上のビルド高速化が図られており、スレッドの並列処理によりファイル分類、バイナリサブパッケージの作成などを高速化するという。また、実験的機能ではあるがルート権限なしで処理を実行できるchroot操作ができるようになっている。そのほか、依存性処理などさまざまな機能強化が加わっている。
「RPM 4.15.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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