サイバートラスト、エッジAI環境に必要なセキュリティ機能をパッケージ化した「EM+PLS」を提供開始

サイバートラストは11月4日、IoT機器の長期使用を実現する「EM+PLS」を新たにパッケージ化し、セキュアなエッジAI環境の実現に適したプラットフォームとして提供開始すると発表した。本パッケージでは、長期サポート組み込みOS「EMLinux」に、サイバーセキュリティ国際規格に対応するために必要な認証機能「Secure IoT Platform」とリモートアップデート（OTA）機能、セーフリスト防御策などを組み合わせて提供する。IoTや組み込み Linux システムの開発・運用で必要とされる各プロセスにセキュリティ対策を組み込んでおり、セキュアなエッジAI環境において対応が求められるサイバーセキュリティ国際規格への対応を推進することで、DevSecOpsの実現を支援する。

セキュアエッジAIコンピューティング向け「EM+PLS」の構成要素は、長期サポート組み込みLinux「EMLinux」、EMLinuxで意図しないプログラムの動作を防ぐ「セーフリスト防御策」、組み込み Linux 超高速起動ソリューション「LINEOWarp!!」、IoT機器向けトラストサービス「Secure IoT Platform」およびOTA、機器のなりすましを防ぐHW防御チップを「信頼の基点」としたレファレンス環境、となっている。

なお、11月4日から12月24日まで、「quadric SDK」の90日評価ライセンスが無償提供される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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