陸上自衛隊の富士総合火力演習と、ネットワーク連携する最新式の「10式戦車」を見る

2012年9月6日(木)
Think IT編集部

富士総合火力演習予行「後段」

休憩を終えて、いよいよ後段が始まるのだが、前段で大体の装備を見られたことで若干満足してしまい、早く展示を見たいなどと思っていたのが甘かった。後段は、前段で登場した隊員と兵器が次々に登場して実弾、大砲を撃ちまくる激しい内容だった。

戦闘ヘリ、戦車、りゅう弾砲などが畳み掛けるように武装を展開し、海上自衛隊から参加した哨戒機P-3CやF2戦闘機が上空を通過、さらにはヘリの大部隊が登場と、めまぐるしく変化する状況を目にしながら、その非日常的な感覚にすっかり吸い込まれてしまった。プロレスの実況中継ならきっと的確に伝えてくれるに違いない。

ここから、写真と動画で後段の模様を紹介する。

 (左上から順に)88式対地対艦誘導弾/上空を飛行する海上自衛隊のP-3C哨戒機/LAVを懸架して運ぶCH-47J

 (左上から順に)ジャンプで強行突破するオートバイ/10式戦車の主砲発射の瞬間/砲撃を終え、後退する10式戦車/スモークを一斉発射してクライマックス/集結する地上・航空部隊

部隊が集結し、一斉にスモークを撃ったところで後段が終了。

開始前にのんびり待っていたのが嘘のように、あっという間に全演習項目が終了していた。まだお昼を少し回ったくらいだったが、とても充実した時間だった。

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