Windows AzureでのMySQL = ClearDBを攻略しよう!

2012年9月26日(水)
浅見 城輝

データベースの作成

ClearDBのWindows Azure用のページで作成するデータベースのプランを選択します。

図1:データベースのプランを選択(クリックで拡大)

※今後の画像はMercuryプランによるものです。

プライマリとなるデータベースを作成するリージョンを選択します。Webサーバーなどアクセス元のサーバーと同じリージョンが良いでしょう。現時点では残念ながらEast Asia、South East Asiaは選択できません。

図2:プライマリデータベースのリージョンを選択(クリックで拡大)

これまでにClearDBのアカウントを作成したことがなければ、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成します。

既に作成済みの場合はsign inしてください。

図3:ClearDBを利用したことがない場合はアカウントを作成する(クリックで拡大)

ショッピングカートのページが表示されます。

この画像は$0のMercuryプランなので、[Create My FREE Database!]をクリックすればデータベースが作成されます。

他の有償プランではamazon paymentsを利用しての支払いになります。画面に従って操作してください。

図4:ショッピングカートのページで今回はMercuryプランを選択(クリックで拡大)

データベースの作成ができたら、ページ左上のClearDBのロゴをクリックして、ダッシュボードを表示しましょう。

ダッシュボード

ダッシュボードでは、管理するデータベースの選択や、接続を暗号化するための証明書のダウンロードなどができます。

図5:ClearDBのダッシュボード(クリックで拡大)

MyDatabasesにあるデータベースのNameをクリックしてみましょう。

パフォーマンスとデータサイズ

クエリの実行数や実行時間といったパフォーマンス状況や使用済みのデータサイズを、ClearDBで参照することができます。

Windows Azure管理ポータルのWebサイトの作成でMySQLデータベースを同時に作成すると、現状ではClearDBの管理サイトにログインできず、パフォーマンスとデータサイズを参照できないことがあるようなので、ClearDBのページからデータベースを作ったほうがいいかもしれません。

図6:パフォーマンスや使用済みデータサイズを参照できる(クリックで拡大)
株式会社pnop

ネットワーク機器メーカーでの情報システム、DB管理パッケージベンダでのコンサルタント、フリーランスを経て、株式会社pnop(http://www.pnop.co.jp/)代表取締役。
クラウドやデータベースのコンサルティングを中心にWebシステムの構築やWindows 8、KINECT開発なども行う。最近は、Windows AzureでPHPやLinuxなどの非マイクロソフトなテクノロジを利用してサービスを動かすことに喜びを感じる日々。

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