グーグル、新技術「WorldSense」を搭載したDaydream対応一体型VRヘッドセットを発表

今週は、グーグルの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2017」が5/17から19の日程で開催されるなど、多くの最新技術の発表がありました。このイベントで発表された情報を中心に紹介していきます。

グーグル、新技術「WorldSense」を搭載した一体型VRヘッドセットを発表 2017年中に発売

グーグルは、開発者向けカンファレンス「Google I/O 2017」にて、快適で高品質なVR体験を可能にするプラットフォームであるDaydreamに対応したスタンドアローンの一体型VRヘッドセットを発表しました。

この一体型VRヘッドセットには「WorldSense」と呼ばれる技術が採用されており、スマートフォンVRでは実現できなかった「位置トラッキング」が可能となっています。それゆえ、体験者はVRで自由に動き回ることができるようになります。

パートナーであるHTCとLenovoが開発を進めており、2017年中に発売予定とされています。

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グーグル、Daydream対応一体型VRヘッドセットを発表 HTCとLenovoから2017年中に発売へ
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新型Gear VRがコントローラ同梱で5月23日より日本でも発売

サムスンが手掛けるGalaxyブランドは、専用のコントローラを同梱したコンシューマー向けのVRゴーグル形ヘッドセット「Galaxy Gear VR with Controller」を、5月23日より全国の家電量販店、主要ECサイトなどにて販売すると発表しました。なお、コントローラ単品での販売も行われます。

対応するアプリやゲームにて、VR上での物体をドラッグしてつかむ動作や、狙いをつけて標的を撃つといった直感的な操作が可能です。

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新型Gear VRがついに日本発売 コントローラ同梱で5月23日に
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ライブ配信も可能になった360度カメラ新型「Gear 360」が6月1日より販売開始

サムスンのGalaxyブランドは、ライブ配信も可能になった360度全天球カメラ「Galaxy Gear 360」を6月1日より全国の家電量販店、主要ECサイトなどで発売すると発表しました。

本製品は、前後に搭載されたカメラで、「横4096×縦2048ピクセル」の4K動画、15メガピクセルの静止画を撮ることができるほか、対応しているGalaxyスマートフォンならば、解像度「1920×960」のリアルタイム360度ライブブロードキャストが可能です。本製品はGalaxyモデルに加えてiOS 10.0以降のスマートフォンでも利用でき、Windows PCのほか、Macでの閲覧、編集にも対応しています。

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360度ライブ配信も可能に 360度カメラ新型「Gear 360」6月1日に発売に
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グーグル、ARを用いて屋内空間をリアルタイムでガイドする最新技術「VPS」を発表

グーグルは、開発者向けカンファレンス「Google I/O 2017」にて、新しいARサービス「Visual Positioning Service（VPS）」を発表しました。

VPSは、同社のARプラットフォームであるGoogle Tangoに関連した最新技術です。Google Mapを利用して正確な位置を推定するだけでなく、まるでGPSを利用しているかのように、屋内でもリアルタイムに経路案内をすることができるようになっています。

現在、VPSは試験が行われており、協力しているホームセンター大手のロウズや、美術館・博物館での試験ではうまく機能しているということです。たとえば、ホームセンターである工具を探したいときに、店内でVPSを起動して使えば、その工具の場所をわずか数センチの誤差範囲で知ることができるほか、その工具の場所まで誘導してもらうこともできます。

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グーグル、ARを使った最新技術「VPS」発表 屋内空間を把握しリアルタイムにガイドを表示
http://www.moguravr.com/ar-vps/

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