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連載 [第74回] :
  週刊VRウォッチ

クアルコムが一体型VRヘッドセットの性能をさらに向上、解像度は4Kへ

2018年2月26日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

先週は、マイクロソフトのWindows MRヘッドセットやクアルコム(Qualcomm)の新しい一体型VRヘッドセットに関するニュース、HTC Viveで知られるHTCのVR部門とスマートフォン部門の統合などが報じられました。

中でも、クアルコムの新しい一体型VRヘッドセットに注目すべきでしょう。クアルコムは、主にスマートフォン向けのチップセットで知られるメーカーです。昨今、クアルコムはVRにも力を入れており、同社のチップセットを用いたVRヘッドセットのリファレンスモデル(メーカー向けに出される開発モデル)を発表しています。

今回発表されたリファレンスモデルでは消費電力の3割削減に加え、グラフィック処理速度を前モデル比で3割向上させたほか、ディスプレイ解像度が最高で片目2,000×2,000ピクセルの実現が可能といったスペックの向上が明らかになりました。消費者向けVRヘッドセットでのディスプレイ解像度は、現在最高でも片目1,600×1,440ピクセルであることから、2,000×2,000ピクセルが実現されれば大きな進歩となります。

この情報はあくまでリファレンスモデルに基づいたものであるため、これらのスペックがそのまま製品化される保証はありません。しかし実現されれば、VR体験の没入感が大幅に増すため、期待したいところです。

VR部門の伸張へ HTC、スマホ部門とVR部門を統合

HTC社は、スマートフォン部門とVR部門の統合、さらにスマートフォン部門担当プレジデントの辞任を発表しました。同社はスマートフォン部門の一部をグーグルに売却しており、これによって得たキャッシュを元に、VR部門をさらに伸ばしていくのではないかと予想されています。

HTCのスマートフォン事業における技術力の高さは業界からも認められていたものの、アップルやサムスン、ファーウェイなど大手企業の壁は厚く、苦戦を強いられてきました。2017年9月にはスマートフォン部門の一部を11億ドル(約1,200億円)でグーグルに売却することが決定していましたが、HTCに残ったチームはVR部門に統合されることになりました。

本ニュースの詳細はこちら:
VR部門の伸張目指す HTC、スマホ部門とVR部門を統合
http://www.moguravr.com/htc-smartphone-vr/

解像度は4Kへ クアルコム、一体型VRヘッドセットの性能をさらに向上

スマートフォン向けのチップセットを開発するクアルコムは、新しい一体型VRヘッドセットのリファレンスモデルを発表しました。前作と比べ省電力性や処理速度などが増しており、さらに片目2000×2000ピクセルの超高解像度を実装できる可能性もあるとのことです。

今回発表されたリファレンスモデル「845 VRDK」は、前作に比べてさらに機能が向上しています。同社の発表によると、消費電力は前モデルと比べ3割の削減に成功し、さらにグラフィック処理のスピードも3割向上しています。また視線追跡技術と「Adreno Foveation」と呼ばれる独自技術を利用し、ユーザーの視点が向けられていない場所の描画に要する消費電力を削減することが可能となりました。

またディスプレイの解像度では、片目で最大2,000×2,000ピクセルという超高解像度を実現可能だと同社は主張しています。現在、消費者向けに発売されているヘッドセットは、最高でも片目1,600×1,440ピクセルほどであり、2,000×2,000が実現すれば大きな進歩となります。

本ニュースの詳細はこちら:
クァルコム、一体型VRヘッドセットをさらに性能向上 解像度は4Kへ
http://www.moguravr.com/qualcomm-vr/

ASUSのMRヘッドセットが429ドルで発売へ

マイクロソフトと各社が提携して展開するWindows Mixed Realityヘッドセットの1つ、ASUSの「ASUS HC102」の詳細が2月20日に発表されました。スペックは従来のMRヘッドセットと同様で、外部センサーを用いないインサイドアウト・トラッキングに対応、装着したまま休憩・作業ができるフリップアップ機構も備えています。

「ASUS HC102」は2018年1月のCESでも展示されており、Mogura VRの記者がすでに実機を体験しています。幾何学的なデザインと、これまでのラインナップのうち、最軽量であるLenovoのMRヘッドセットと比べても同じ、もしくは若干軽量な点が最大の特徴になります。

本ニュースの詳細はこちら:
ASUSのMRヘッドセット発売へ 価格は429ドル
http://www.moguravr.com/asus-mr-headset/

Windows MR用ハンドコントローラー単体発売へ

DELL(デル)のオンラインストアにて、VR内でユーザーの手を動かすために必要なMRヘッドセット用のハンドコントローラーが発売されました。これまではコントローラー単体の販売は行われていませんでしたが、これにより、MRヘッドセットとハンドコントローラーの同梱版を買っていなくても、ハンドコントローラー単体での購入が可能となります。価格は12,600円(税抜)。

MR用ハンドコントローラーは、Acer、DELL、ASUS、HP、Lenovoなどが発売しているMRヘッドセットで使用可能です。ハンドコントローラーは、6自由度(6DoF)をトラッキングし、持った状態で手を自由に動かすことが可能です。インサイドアウト・トラッキングにより、外部センサーなしで高品質なVRが体験可能です。

本ニュースの詳細はこちら:
Windows MR用ハンドコントローラー ついに単体発売
http://www.moguravr.com/windows-mr-controller/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

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