75gと軽量のメガネ型MRデバイス「GLOW」発表

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。AR/MR関連では、新型のメガネ型のMRデバイス「GLOW」の発表が注目を集めました。「GLOW」は75gという軽量のMRデバイス。類似する約85gの軽量MRデバイス「nreal light」のライバルとなるか、今後の動向に目が離せません。

一方、VR関連ではフェイスブックのモバイル部門の代表マックス・コーヘン氏の退職が報じられました。同社ではトップの退社が続いており、今後の方針が示されるであろう年次開発者会議Oculus Connect 6が待たれます。Oculus Connect 6は、2019年9月25、26日に開催が予定されています。

75gの軽量MRグラス「GLOW」登場 nreal lightに対抗か

香港に拠点を置くARデバイスのスタートアップMAD Gazeは、新たなデバイス「GLOW」の開発を発表しました。8月16日付けのTwitterにて「今後2週間で（クラウドファンディングサイトの）Kickstarterにてリリースする」と告知しています。

GLOWはSLAM（Simultaneous Localization and Mapping：自身の位置推定と地図作成を並行して行う技術）を搭載しており、空間を認識します。USB-Cを採用し、スマートフォンで使用するものと考えられています。発表時点では、価格や発売日は公表されていません。

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75gの軽量MRグラス「GLOW」登場 nreal lightに対抗か
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Oculusモバイル部門代表がフェイスブックを去る 一体型ヘッドセット開発の立役者

フェイスブックのVR事業を支え、一体型VRヘッドセットOculus GoやOculus Questの開発を主導したモバイル部門の代表マックス・コーヘン氏が退職することが明らかになりました。

フェイスブックから公式発表は行われていませんが、コーヘン氏のLinkedInのプロフィールを参照すると、Oculus/Facebookへの所属は2019年8月までと記載されています。

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Oculusモバイル部門代表、フェイスブックを去る 一体型ヘッドセット開発の立役者
https://www.moguravr.com/maxdcohen-leaves-facebook/

NTTデータがVR会議システムを開発、2020年の導入目指す

株式会社NTTデータは、VRを活用した遠隔会議システムの開発を行っています。同社は本技術をテレワーク推進に活用するとし、2020年までに本格的な導入を目指します。

同システムは、VR空間内の会話をチャット形式で表示、内容をWeb共有でき、会話の自動翻訳機能も備わっています。NTTデータは、このVR遠隔会議システムを社内外で試用・評価を実施し、WEB会議とVR会議を比較したところ、参加者の52％が「Web会議よりも分かりやすい」と回答するなど、VRが持つ臨場感や機能が評価される結果が出ています。

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NTTデータがVR会議システムを開発、導入は2020年目指す
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VR×ロボットで宇宙へ、GITAIが4.4億円調達

VRデバイスと組み合わせた人型遠隔操作ロボットを開発するGITAIが、410万ドル（約4.4億円）の資金調達を実施しました。

GITAIは、人間の分身となる「人型テレプレゼンスロボット」用の通信技術やOSを開発しています。VRデバイスと触覚グローブを身につけ、別の場所にある360度カメラ付き人型ロボットと無線通信することで、あたかもそのロボットを自分の身体のように遠隔操作することができる技術です。

今回の調達資金は、宇宙用作業代替ロボットの開発、および2020年末に予定している国際宇宙ステーションへの実証実験機の打ち上げに使うとしています。

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