HTCの新型VRデバイスVIVE Cosmos Eliteが約11万円で発売
先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、HTCによる新型PC向けVRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」の国内発売に関するニュースが注目を集めました。
VIVE Cosmos Eliteは、HTCが2月下旬に発表した「VIVE Cosmos」の新バリエーション3種のうちの1つです。これまでの「HTC VIVE」や「VIVE Pro」同様、SteamVRによるトラッキングに対応しています。
一方AR関連では、株式会社NTTドコモがMRデバイス「Magic Leap 1」を2020年5月以降に発売するというニュースが報じられました。個人開発を含む開発者向けにドコモオンラインショップおよび全国のドコモ法人営業部門で販売が行われます。
HTCが新VRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」発売、価格は約11万円
HTCは、PC向けのVRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」を3月27日に発売します。VIVE Cosmos Eliteは、「VIVE Cosmos」シリーズの新バリエーションであり、価格は109,990円(税別)です。
これまでの「HTC VIVE」や「VIVE Pro」同様、SteamVR向けのセンサー「ベースステーション」と組み合わせたトラッキングに対応しています。
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HTCが新VRヘッドセット「VIVE Cosmos Elite」発売、価格は約11万円
https://www.moguravr.com/vive-cosmos-elite/
Oculus Quest向けVRゲーム、20作品以上が収益1億円を突破
3月16日、フェイスブックは一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」向けVRゲームのうち、20作品が100万ドル(約1億円)以上の収益をあげたと発表しました。
米メディアRoad to VRは成功の理由として、「『Beat Saber』や『Star Wars: Vader Immortal』といった人気ゲームのラインナップや、Oculus Questが400ドル(国内価格は49,800円~)と比較的低価格であること」の2点を挙げています。
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Oculus Quest向けVRゲーム、20作品以上が収益1億円を突破――フェイスブックが報告
https://www.moguravr.com/oculus-quest-40/
NTTドコモ、MRデバイス「Magic Leap 1」を5月以降発売へ
NTTドコモは、個人を含む開発者を対象にMRデバイス「Magic Leap 1」を2020年5月以降に発売します。Magic Leap 1は2020年3月末より、全国のドコモショップ102店舗の店頭に順次展示される予定です。
Magic Leap 1は、メガネをモチーフにしたデザインのヘッドセット(Lightwear)、有線でヘッドセットと接続される、プロセッサとバッテリーを内蔵したユニット(Lightpack)、そして手に持つコントローラーの3つから構成されています。
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NTTドコモ、MRデバイス「Magic Leap 1」5月以降発売へ
https://www.moguravr.com/nttdocomo-magic-leap-1/
新型iPad Pro発表 「LiDARスキャナ」搭載でAR機能が強化
アップルは、新型のiPad Proを発表しました。本体にはスタジオ品質のマイクや超広角カメラの搭載と合わせて、背面カメラに「LiDARスキャナ」が搭載されています(LiDAR:Light Detection and Ranging、光検出と測距)。
LiDARスキャナは周囲5m以内にある物体までの距離を測り、深度データを取得。カメラとモーションセンサーからのデータと組み合わせてアルゴリズムで処理し、ARの空間認識の精度を高めます。これにより「過去最高レベルのAR」を実現しているとのこと。価格は11インチモデルが84,800円(税別)からです。
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新型iPad Proが発表 目玉は“Lidarスキャナ”搭載でAR機能が強化
https://www.moguravr.com/ipad-pro/
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