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Papervision3Dの応用とクラス拡張

2009年1月29日(木)
楊 上弘
基本使用方法と3Dモデルデータの読み込み方法

「AS3Dmod」で3Dオブジェクトにエフェクトを加える

 AS3modとは、オブジェクトにエフェクトかけることができます。Papervision3Dのフリーの拡張クラスです。エフェクトは「Taper」「Skew」「Twist」「Bloat」「Bend」「Perlin」「Noise」の全7種類となります(図3)。

 それでは、AS3Dmodの設定方法と使用方法を紹介します。サンプルの「p3/as3mod/modTest.as」を見ていきます。

 最新バージョンを使用したい方は、Google CodeからAS3Modソースをダウンロード(http://code.google.com/p/as3dmod/)できます。まず、最初に割り当てる3Dオブジェクトを作成します。

 まず、マテリアルを設定します(74-81行目)。作成した3DオブジェクトにModifierStack Classを使用して、モディファイアに加えます(87行目)。

m = new ModifierStack(使用している3Dエンジンのタイプ,割り当てる先);
m = new ModifierStack(new LibraryPv3d(), _cube);

 次に、オブジェクトにかけるモディファイアの初期値を設定します。モディファイアは複数同時に設定しても反映されます。本サンプルのプログラムでは、全種類のモディファイアの初期設定をしています(89-119行目)。

 割り当てたいモディファイアは、サンプル内ではBloatとBendを設定しています。これらをModifierStackに加えます(125-126行目)。

m.addModifier(bl)
m.addModifier(ben)

 動きをつけるために_onRenderCube関数内でPhaseクラスを使用して、モディファイアの動きをつける値をループさせます。Bloatの場合はモディファイアをY軸上下することによって膨らむ動きをつけ、Bendのforce値をループさせることによって上下させる動きをしています(131-135行目)。値が全部設定された後、モディファイアに割り当てる(146行目)。

m.apply()

 最後に、この_onRenderCubeをonRenderTick内にいれて毎フレーム呼び出すことで動きをつけられることができます。本サンプルではほかのモディファイアも記述されていますので、ぜひお試しください。

今回のまとめ

 Papervision3Dを拡張するということで、今回はそれぞれ違った表現の拡張クラスを紹介してきました。駆け足で解説した部分もありますので、公式サイトを見ていただければ、さらに詳しいドキュメントやサンプルソースなどが見つかるはずです。

 Papervision3D以外にも、Away3d(http://away3d.com/)やSandy3d(http://www.flashsandy.org/)、商用の場合ライセンスが必要なAlternativa3d(http://alternativaplatform.com/en/alternativa3d/)などのFlash3Dエンジンがありますので、そちらもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】

「Ascollada」(http://ascollada.org/)(アクセス:2008/12)

「Vectorvision」(http://blog.barcinski-jeanjean.com/)(アクセス:2008/12)

「AS3mod」(http://www.everydayflash.com/blog/?tag=as3dmod)(アクセス:2008/12)

DROP DEAD主催。大学卒業後、Webアプリケーション開発、Webデザイン職を経て、現在はフリーランスでサイトデザイン/Flashオーサリング/CG映像制作などを行っている。http://www.drop-dead.co.uk

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