森井 昌克

神戸大学大学院
1989年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。現在、神戸大学大学院工学研究科教授。インターネット、符号理論、ネットワークセキュリティー、暗号理論等の研究/教育/開発に従事。著書に「新しい暗号技術とその情報セキュリティへの応用」、「食の安全性徹底検証」、「インターネットプロトコルハンドブック」など。http://srv.prof-morii.net/~morii/

森井 昌克の執筆記事(最新5記事)

WEPから読み解く暗号と安全性 暗号解読からわかる本当の安全・安心

WEP完全解読への道 PTW攻撃は初期ベクトルIVに依存しない攻撃法で、かつARPインジェクション攻撃を併用すれば、4万パケットで104ビットWEP鍵を導出できる画期的な方法である。しかし、実際の無線LAN環境では、防御側がARPインジェクション攻撃からPTW攻撃を検知し、即座に防御を行うことや、事

森井 昌克

2009年2月23日 20:00

WEPから読み解く暗号と安全性 WEPの解読方法を知る!

無線LAN暗号化 先の2回において、暗号の意味、それを解読するということ、そして、その具体化としてストリーム暗号であるRC4とその安全性について解説した。今回は無線LANの暗号化方式として、IEEE 802.11bで規定されているWEPについて、特にその解読法について説明する。

森井 昌克

2009年2月16日 20:00

WEPから読み解く暗号と安全性 暗号解読とストリーム暗号

暗号を解読するということ 第1回(http://thinkit.jp/article/810/1/)では暗号の概要について述べた。今回は特に鍵の安全性と解読について解説し、ストリーム暗号の仕組みを紹介する。

森井 昌克

2009年2月9日 20:00

WEPから読み解く暗号と安全性 暗号とは何か、何であるべきか

WEPはもはや暗号ではない! 2008年10月、著者らは無線LANの標準暗号化方式であるWEP(Wired Equivalent Privacy)を解読した。以前より、WEPの脆弱(ぜいじゃく)性は報告されており、大量のパケットを盗聴したり、あるいは特殊なパケット(例えばARPパケット)を数多く収

森井 昌克

2009年2月2日 20:00

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