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| 一般的なクラスタ構成 | ||||||||||||
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ここでは一般的なWebLogic Serverのクラスタ構成から、2パターンを紹介します。1つ目の構成はWebアプリケーションのすべて(サーブレットやEJB)が同じWebLogic Serverクラスタにデプロイされている場合です。 ![]() 図2:WebLogic Serverクラスタにデプロイされている場合のクラスタ構成 この構成はほとんどのWebアプリケーションで利用可能で、クラスタ内の各WebLogic ServerインスタンスはローカルのEJBに対してメソッドを呼び出します。この呼び出しは最適化されているので、リモート呼び出しによるオーバーヘッドが発生しません。 しかし、クラスタ化されたEJBのメソッドの呼び出しに対して、ロードバランシングを実現できません。もしリモート呼び出しによるオーバーヘッドがあったとしても、ロードバランシングを実現した方が効率的な場合には、以下の構成を検討してください。 ![]() 図3:ロードバランシングを考えたクラスタ構成 |
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| クラスタ対象のオブジェクト | ||||||||||||
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クラスタを設定する上で「クラスタ化できるオブジェクト」と「できないオブジェクト」を把握しておかなければなりません。各オブジェクトの説明は省略しますが、この情報を一覧化したものが表1のリストになります。クラスタ化できないオブジェクトは、ロードバランシングやフェイルオーバーといったクラスタの機能は利用できませんが、非クラスタの状態ではこれらのオブジェクトも利用できます。
表1:「クラスタ化できるオブジェクト」と「できないオブジェクト」
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| WebLogic Serverのクラスタ設定 | ||||||||||||
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WebLogic Serverインスタンスをクラスタ構成でインストールするには、有効なクラスタライセンスが必要となりますので、クラスタライセンスを入手してインストールしてください。 さて、今回構築するクラスタは図4のような構成となります。HTTPサーバにはApache 2.0がインストールされており、2台のAPサーバにはWebLogic Serverがインストールされています。そして、クラスタの設定がされていないドメインが作成されています。 ![]() 図4:今回のクラスタの構成 それでは実際の手順にそってクラスの構築方法を解説していきます。 |
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| WebLogic Serverの起動 | ||||||||||||
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2台あるAPサーバの内、1台を管理サーバとして使用します。管理サーバはstartWebLogic.sh(WindowsはstartWebLogic.cmd)から起動してください。 |
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