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| コラボレーション型スパムフィルタの仕組み | ||||||||||||
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まずはコラボレーション型スパムフィルタであるSendmail/Cloudmarkフィルタの仕組みを図1と表2に示します。
表2:コラボレーション型スパムフィルタの流れ
上記のように、スパムを受信したユーザ1人がレポートすれば、残りの2,000万人は同じスパムに患わされることはありません。結果としてほとんどのユーザが、管理の手間をかけることなく高精度フィルタのメリットを享受することができます。 |
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| その他のフィルタとの比較 | ||||||||||||
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それでは、他社のフィルタと比較してSendmail/Cloudmarkフィルタの性能はどうでしょうか。 表3は、実際の他社製品とのベンチマークの結果です。Sendmail/Cloudmarkフィルタの捕捉率は、他社をかなり上回っていることがわかります。
表3:スパム捕捉率ベンチマーク
しかし、数字でみるだけでは、これが皆さんのメール生活にどのような影響を与えるのかは容易にはわかりません。それを図であらわしてみましょう。例えば、1日に正規メールを50通、スパムを50通受信するユーザのメールボックスの状態は、図2のようになります。 ![]() 図2:正規メール50通、スパム50通のメールボックス Sendmail/Cloudmarkフィルタのユーザは1日に1通のスパムを受けるかどうかという状況です。A社ユーザは若干のスパムを受けますが、まだ我慢できる範囲です。B社ユーザは、すでにかなりの検出漏れを実感しています。 スパムは、一度受信するとその後急速に増加します。図3は正規メールが50通でスパムが100通の状況です。 ![]() 図3:正規メール50通、スパム100通のメールボックス Sendmail/Cloudmarkフィルタでは1日に1通程度しか漏れはありません。それに対してA社製品のユーザのメールボックスはややスパムが多くなっています。B社製品ユーザのメールボックスはかなりの部分をスパムが占め、フィルタに守られているという感覚はなくなってきます。 さらに正規メールが50通、スパムが300通に増えた場合を図4に示します。日本でも、このくらいの量のスパムを受信している企業は珍しくありません。 ![]() 図4:正規メール50通、スパム300通のメールボックス この状況でも、Sendmail/Cloudmarkフィルタのユーザのメールボックスに到着するスパムはわずかです。A社ユーザのメールボックスはスパムが一杯になっていてフィルタの効果は実感できません。B社ユーザのメールボックスは、完全にスパムが通常メールを上回り、もはや仕事ができない状況です。 単純に検知率の比較を数字で見てもわからないスパムフィルタの実態は、このように図示することにより、把握しやすくなります。 |
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