
ネットマークス、「ManagementCore IT資産管理 検疫システム」がCisco Compatible認定を取得したと発表
検疫システムCisco Compatible認定ManagementCore
2007/3/8 17:00
シスコシステムズ製のネットワーク機器と連携し、実用性の高い検疫システムを実現
ネットマークスは2月8日、ネットワーク検疫システム「ManagementCore IT資産管理 検疫システム(以下、ManagementCore)」が、米シスコシステムズの「NAC(Network Admission Control) Phase 2」に対応し、正式に「Cisco Compatible」の認定を取得したと発表した。
ManagementCoreは、ネットマークスと住友電気工業、住友電工システムソリューションの3社が共同開発したもので、企業内PC環境の健全性を認証スイッチと連携することで実現している。
同製品はネットワーク管理の基本となる「構成管理」「障害管理」「性能管理」の3つの機能を備え、各種オプションを自由に選択可能。ネットワーク管理に限らず、光ケーブルの心線やADSL機器の管理など、ニーズにあわせて汎用的な各種管理システムを開発できるという。
今回の「Cisco Compatible」の認定取得はNAC Phase 2対応としては国内2番目であり、HCAP(Host Credential Authorization Protocol)を含めたシステム構成としては国内初とのことだ。
今回の認定取得にあたり、シスコシステムズ マーケティング&エンジニアリング担当 執行役員 CTO/CSO 大和 敏彦氏は「この度の住友電気工業、住友電工システムソリューション、ネットマークスの3社によるNAC対応版ManagementCoreの発表を歓迎いたします。各社のソリューションがより緊密に連携することにより、多くのお客様にセキュアなネットワーク環境を提供できることを、大いに期待をしております」と語っている。
同製品はネットマークスが中心となって販売や構築などを行う。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)