日本IBM、エントリークラスのディスクストレージ「IBM System Storage DS3000シリーズ」を発表

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日本IBM、エントリークラスのディスクストレージ「IBM System Storage DS3000シリーズ」を発表

日本IBMディスクストレージクラスタ

2007/3/8 17:00

設定や管理が簡単な中堅企業向け低価格ストレージを提供

日本IBMは3月8日、エントリークラスのディスクストレージ「IBM System Storage DS3000シリーズ」を発表し、同日出荷を開始した。

同製品は、同社のx86サーバ「IBM System x」シリーズおよびブレードサーバ「IBM BladeCenter」での利用に特化したもので、2モデル4機種を提供する。x86アーキテクチャを採用したサーバ製品と同様の拡張性/簡易性を備え、中堅企業から大企業まで幅広い層をターゲットにしている。

無償で提供されるストレージ管理ソフトウェア「DS3000 Storage Manager」を使うことで、ストレージシステムの設定や管理を手軽に行えるとのこと。ディスクの動的な区画設定やレプリケーション設定に加え、稼動状況確認やシステム障害の自動検知/診断にも対応できる。

ハードウェア面では、ディスク容量を本体のみで最大3.6TB、拡張ユニットの利用で最大14.4TBまで増設可能。サーバとの接続形態により、SAS(Serial Attached SCSI)接続の「IBM System Storage DS3200」とファイバーチャネル/SAN接続の「IBM System Storage DS3400」を用意しているとのことだ。

IBM System Storage DS3200は、SAS用エントリー向けの「シングルコントローラモデル(1726-21X)」と同クラスタソリューション向けの「デュアルコントローラモデル(1726-22X)」を用意。

主な特徴は以下の通り。

  • 異機種サーバ混在環境などでのストレージ共有化に最適
  • ディスク容量は本体のみで最大3.6TB、拡張ユニットの利用で最大14.4TB
  • 2Uラックマウントモデル
  • 3Gbps SAS接続をサポート
  • DS3000 Storage Managerによる管理機能の提供
  • 3年間部品/3年間オンサイト保証サービス
  • IBMダイレクト価格は1726-21Xでの最小構成で、55万6,500円

IBM System Storage DS3400は、ファイバーチャネル用エントリー向けの「シングルコントローラモデル(1726-41X)」と同2ノードモデルの「デュアルコントローラモデル(1726-42X)」を用意。

主な特徴は以下の通り。

  • 小規模なSANの構築に最適
  • ディスク容量は本体のみで最大3.6TB、拡張ユニットの利用で最大14.4TB
  • 2Uラックマウントモデル
  • 1、2、4Gbpsファイバーチャネル接続をサポート
  • SAN対応
  • 2ノードクラスタ構成が可能
  • DS3000 Storage Managerによる管理機能の提供
  • 3年間部品/3年間オンサイト保証サービス
  • IBMダイレクト価格は1726-41Xでの最小構成で、77万7,000円

なお本製品は日本IBMおよびIBMビジネス・パートナー経由で販売されるとのことだ。

問い合わせ先

日本アイ・ビー・エム株式会社

ダイヤルIBM

TEL:0120-04-1992

URL:http://www.ibm.com/jp/

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(ThinkIT編集局  神保 暢雄)

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