
日立システムアンドサービス、「内部統制支援ソリューション」をキングジムが採用
内部統制業務フローリスクコントロールマトリクス
2007/2/27 17:00
幅広いソリューションの提供とCi-Tower BPM開発元との強い繋がりが採用の決め手
日立システムアンドサービスは2月27日、同社の「内部統制支援ソリューション」メニューの1つである内部統制文書化/評価支援ツール「Ci-Tower BPM」が、キングジムに採用されたと発表した。
Ci-Tower BPMは、簡単に業務フローやリスクコントロールマトリクス(RCM)を作成でき、内部統制の文書化およびテスト・評価を支援するツールである。Ci-Tower BPMの特徴は以下の通り。
- 使い慣れた「Visio」や「Excel」により文書化にかかる時間を削減
- 作成したデータは「Ci-Tower BPM」がなくても使える汎用性
- 業務フローからRCMを自動生成可能
- Web対応により分散拠点からでもテストや評価が可能
- マイクロソフト社の「Visio内部統制テンプレート」に対応
キングジムでは内部統制の整備にあたって、文書化支援に限らず幅広いソリューションメニューを提供できるパートナーを求めていたという。日立システムでは、日立グループとして米国SOX法に対応したノウハウをもとに幅広いソリューションを提供しており、その点が評価されたとのこと。
現在、2009年6月の財務報告に係る内部統制の整備状況などの報告に向けて、業務フロー/RCMなどの文書化作業やサーバ連係機能の検証を行っているとのことだ。
キングジム 情報システム部長 山田 茂行氏は、Ci-Tower BPMの導入に関して「日立システムは内部統制支援についても早くから注力しており、Ci-Tower BPM開発元との繋がりも強く、心強いパートナーであると判断しました。今後も、当社の日本版SOX法対応をスムーズに進めていけるよう、コンサルティングや文書管理などのソリューションと連携強化が行えればと考えています」と選択のポイントを語っている。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)