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| はじめに | ||||||||||
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これまで、Linux側の設定/情報収集/統計情報の理解/カーネルチューニングについて解説してきました。今回からいよいよ、DB2のチューニングに入っていくわけですが、チューニングそのものに入る前に、DB2の重要な設定情報および稼動状況について、情報の収集方法およびその内容について理解する必要があります。まずはこれらを解説していきます。 今回は、DB2の設定情報には何があるか、インスタンスレベルの構成について解説します。今後、特に断らない限り、「DB2 UDB for Linux V8.2 Workgroup Server Edition(64bit)」を前提として話を進めます。 なおDB2のチューニングとしては、以下のようなトピックについて解説していく予定です。
表1:本連載で解説するDB2のチューニング |
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| DB2の大まかな構造について | ||||||||||
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DB2の設定情報および稼動状況を理解するためには、その構造を理解しておくことが必要となります。まず大まかな構造を示します。 ![]() 図1:DB2の構造 |
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| DB2のオブジェクト | ||||||||||
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DB2は1台のサーバで、複数のインスタンスを定義することができます。インスタンスは、DB2の開始・停止の単位となるため、定義によっては運用面を独立させることが可能となります。よって、まったく異なる複数の業務を1台のLinuxサーバで稼動させる場合には、複数のインスタンスを設計します。 また、1つのインスタンス内に複数のデータベースを構築することもできます。通常のアプリケーションでは、1つのデータベースへ接続して処理を行います(例外として、2フェーズコミットなどを行うアプリケーションなどがあります)。1つのデータベース内には複数の表スペース、さらにその中には複数の表およびインデックスが定義できます。 |
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