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| STEP1:集客 | ||||||||||||
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今回は前回で取り上げたモデルケースを使いながら、本格的なソーシャル・コミュニティ・マーケティングの実践に迫ります。まず、モデルケースを表1に再掲します。
表1:モデルケース(再掲) 核になる初期会員というのは200〜300名程度が妥当なのですが、前回紹介した「コミュニティサイト立ち上げ初期の会員(顧客)は質を最重要視する」ということを考えると、この数を集めることだけでも大変です。今回の仮想企業「イースリー」では、まず表2の2つの手段で初期の会員を集めました。
表2:コミュニティサイト初期会員の募集方法 しかし集まった数は予定には少し足りず、120名程度でした。招待制のコミュニティの会員数の増加は図1のような曲線を描くのが一般的ですので、この会員数のまま進めてしまっては、コミュニケーションが活性化しはじめる人数である200〜300名になるまでに時間がかかってしまいます。 ![]() 図1:会員数の増加曲線 |
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| 会員の一般公募での注意点 | ||||||||||||
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そこで、今回イースリーでは表1の手段に加えて一般公募も行いました。「一般公募で入会者に特典を与えたりするキャンペーンを行うのでしょうか?」とんでもありません。そんなことをしてしまってはインセンティブ目当ての会員が集まってしまい、「質を最重要視」という考え方と正反対の結果になりかねません。 ここでは多数の会員を集めることではなく、あくまでも目標となる初期会員数に足りない分を補うということが目的となります。 ですので、「質を最重要視」という考え方を忘れてはいけません。こういう目的の場合は、応募資格を定めることにより、質を落とすことなく会員を集めることができます。応募資格の定め方はコミュニティの位置づけや実施企業の業種などによって様々ですが、表3の項目を基準として考えるとよいと思います。
表3:コミュニティサイトの応募資格の定め方 この考え方をもとに、イースリーでは「フットサルチームに所属しており、チームのWebサイトがあること」を会員条件としました。これを踏まえ、表4のステップで足りない分の初期会員を募集しました。
表4:不足会員を募集する際のステップ これで、このコミュニティの核となる会員を、なんとか200名ほど集めることができました。 |
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製品紹介 「SNSエンジン、comnit(コムニット)」 本連載は株式会社イースリーおよび株式会社ラソナの開発したSNSエンジン、comnitの利用ケースをもとに記事を掲載しています。 comnitで作り上げたコミュニティを生かして、お客様のマーケティング手法に合わせた実践的なケースをご紹介いたします。 詳細はコチラ http://www.comnit.jp/ http://www.e-3.jp/ |
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