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まるごとサーバサイドJava
JDeveloperで学ぶJSF入門

第9回:アプリケーションロジックを追加する

著者:WINGSプロジェクト  佐藤治夫(株式会社ビープラウド)、
小泉守義

監修:山田祥寛   2006/8/23
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ユーザー情報Beanの作成

   ロジックを実装するオブジェクトとJSFページとの間で情報をやり取りするのに、表1のようなプロパティを持つBeanを作成します。
プロパティ名 対応する入力項目名
birthYear Integer 誕生年
birthMonth Integer 誕生月
birthDay Integer 誕生日
sex String 性別
bloodType String 血液型

表1:作成するBeanのプロパティ一覧

   まず、アプリケーション・ナビゲータの「Model」プロジェクトの上で右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「新規...」を選択して「新規ギャラリ」ダイアログを開きます。

   「新規ギャラリ」ダイアログの左にある「カテゴリ」リストから「General」を選んで、右の「項目」リストから「Javaクラス」を選択して、「OK」ボタンをクリックします。「Javaクラスの作成」ダイアログで、名前は「UserInfo」、パッケージ名は「to.msn.wings.jsf.model」として、「OK」ボタンをクリックします。

   UserInfo.javaのひな型がエディタ・ウィンドウに表示されるので、Beanのプロパティに対応するインスタンス変数の定義を、リスト1のとおり記述していきます。

リスト1:UserInfoクラスのインスタンス変数定義
package to.msn.wings.jsf.model;

public class UserInfo {
    Integer birthYear;
    Integer birthMonth;
    Integer birthDay;
    String sex;
    String bloodType;

    public UserInfo() {
    }
}

   続いて、「ソース」メニューから「アクセッサの生成」を選択します。開かれた「アクセッサの生成」ダイアログで、「メソッド」リストに表示されているUserInfoの横にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします(図3)。

ユーザー情報Beanの作成
図3:ユーザー情報Beanの作成

   このようにすることで、インスタンス変数に対応するゲッター/セッターメソッドがJDeveloperにより自動的に生成されます。

   以上の作業によって生成されたUserInfo.javaのソースコードは、リスト2のようになります。

リスト2:UserInfo.java(抜粋)
package com.example.jsftest.model;

public class UserInfo{
   Integer birthYear;
   Integer birthMonth;
   Integer birthDay;
   String sex;
   String bloodType;

   public UserInfo(){
   }

   public Integer getBirthYear(){
      return birthYear;
   }

   public void setBirthYear(Integer birthYear){
      this.birthYear = birthYear;
   }
 (以下略)
}

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著者:WINGSプロジェクト 佐藤治夫(株式会社ビープラウド)、小泉守義 監修:山田祥寛
著者プロフィール
著者:WINGSプロジェクト 佐藤治夫(株式会社ビープラウド)、
小泉守義
監修:山田祥寛

WINGSプロジェクトは、有限会社WINGSプロジェクト(代表取締役山田祥寛)が運営するライティング・チーム。海外記事の翻訳から、主にサーバサイド分野の書籍/雑誌/Web記事の執筆、講演、アプリケーション開発などを幅広く手がける。2006年7月時点での登録メンバーは20名で、現在も一緒に執筆をできる有志を募集中。執筆に興味のある方は、どしどし応募いただきたい。


INDEX
第9回:アプリケーションロジックを追加する
  アプリケーションロジックの追加
ユーザー情報Beanの作成
  ロジックの実装