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5. 柔軟性の高いMTタグにより、高品質なテンプレートを作成しやすい
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「4. CMSとして非常に優れた性能を持っている」の項であげたように、MovableTypeのデザインの自由度の高さは、MTタグと呼ばれるMT独自のタグによって実現されています。
タグというと一般的にHTMLの表示などで使われるHTMLタグを思い浮かべますが、MTタグとは一種の簡易的なプログラム言語だといえます。MTタグを利用することで、カテゴリの内容やエントリーの件数、コメントなどを自動的に表示させるなど、様々な要素を簡単に制御することが可能となります。
MTタグは柔軟性が高く様々なことができますが、それを使いこなして高品質なWebサイトを構築するためには、高い技術スキルが必要です。もちろん、技術スキルだけではなく、デザインスキルも必要となります。デザイン部門のない企業では、専門の業者に依頼するなど、高いコストがかかってしまいます。
それを解決する方法が、「デザインテンプレート」です。これは多くのCMSツールが取り入れている方式で、デザインや構造をデザインテンプレートと呼ばれる雛形で管理できます。
MovableTypeの場合、トップページやカテゴリリスト、各エントリーなどのパーツごとに、様々なテンプレートによってWebサイト全体を構築できます。
例えば各エントリー用のテンプレートの一部分を変更した場合、その変更はすべてのエントリーページに反映されますので、メニューの追加やWebサイトの全体的な変更も簡単に行うことが可能です。
このテンプレートをまとめて、Webサイトの全体的なデザインの統一を行ったものが「デザインテンプレート」になります。MovableTypeでは、デザインテンプレートを様々な企業や個人が有償/無償で配布しています。
このデザインテンプレートを利用することで、低コストで高品質なWebサイトを構築することが可能です。またカスタマイズを行うことで、オリジナリティも充分に発揮できます。
もちろん、先ほど紹介したMovableTypeコンテストやラピブログも、公開されているデザインテンプレートを元にカスタマイズして利用しています。MovableTypeコンテストサイトはフィールドビジネスブログのテンプレートを、ラピブログはDr.blogのテンプレートを利用していますので、ぜひ見比べて見てください。
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6. 低コスト
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企業のサイトで使用する一般的なCMSアプリケーションの費用は、一般的には数十万〜数百万円かかりますが、MovableTypeの場合は5ユーザライセンスで26,250円であり、低価格です。
またMovableTypeのライセンスが含まれているホスティングサービスを利用することで、さらに低コストで利用することが可能です。ラピッドサイトでは、MovableTypeを共用サーバ、VPSにプリインストールするとともに、1ユーザライセンスを全プランに無償で付与しています。
ライセンス費用だけではなくデザインテンプレートに関しても、低コストで高品質なものを利用することができます。また、そのデザインテンプレートをベースに、安価にWebサイトをまるごと作成するパッケージを販売している企業も多数ありますので、それらのサービスを利用することで、より簡単に低コストで高品質なサイトを作成することができるでしょう。
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著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 大澤 貴行
ラピッドサイト事業本部 本部長 兼 商品企画部長
ホスティングブランド「ラピッドサイト」の責任者としてSaaSの1つの形であるアプリケーションホスティングやWeb 2.0をビジネスに取り入れたWeb2.0 on Businessなどの中小企業に向けた新しいホスティングサービスの提案、啓蒙活動を行う。
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著者プロフィール
GMO ホスティング & セキュリティ株式会社 中條 綾子
ラピッドサイト事業本部 マーケティング担当
ビジネスブログやイントラブログなど、ブログを中心とした活動を行う。MTコンテストの運営やアプリケーションサービスのリリースなどに携わる。
ラピッドサイト:http://www.rapidsite.jp/
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