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| テストの記述言語〜HTML or 開発言語 | |||||||||||||||||||||
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Seleniumのテストコードは連載第一回で述べたように、HTMLもしくは開発言語で記述します。HTMLで記述する場合「SeleniumCore」か「SeleniumRC」を利用します。開発言語で記述する場合は「SeleniumRC」を利用します。 SeleniumRCにて開発言語で記述する場合、その言語のテスティングフレームワーク、例えばJavaの場合は「JUnit」を使用します。HTMLで記述する場合はテスティングフレームワークを使用しません。
表4:テストケース記述対応言語 HTMLと開発言語のどちらを選ぶかという選択基準としては以下のような項目が考えられます。
表5:選択基準 例えば開発メンバーとは別にQAメンバーがテストを作成・実施するような場合、HTMLを使用することが考えられます。一方、テストファースト的なアプローチなどをテストするのは専ら開発メンバーだという場合には、開発言語を使用した方が迅速に対応できるでしょう。 |
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| Seleniumのコマンド種別 | |||||||||||||||||||||
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Seleniumでは、Seleniumが提供しているコマンドを指定(使用)することによってWebブラウザを操作したり、Webブラウザに表示されている内容を検証したりできます。テストコードを記述するのがHTMLでも開発言語でも、Seleniumが提供しているコマンドの体系(記述方法)はほとんど同じです。 Seleniumのコマンドには3つの種類があります。 |
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| Actionコマンド | |||||||||||||||||||||
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指定したURLを開いたりフォームに入力する、ボタンやリンクをクリックしたりといった主にWebブラウザを操作するコマンドです。コマンド名に規則はありません。
表6:Actionコマンドの例 |
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| Assertionコマンド | |||||||||||||||||||||
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このコマンドには2つの働きがあり、1つはページのタイトルやWebブラウザに表示されている内容を検証するものです。コマンド名は、assert〜またはverify〜ではじまるという規則があります。assert〜とverify〜の違いは、assertの場合は検証がNGの際にテストを中止するのに対して、verifyの場合はテストを続行することです。 もうひとつは、指定した条件を満たすまで動作をウェイトする(待つ)ものです。一定の時間内(デフォルトは30秒)に条件を満たさない場合はNGとなり、テストを中断します。コマンド名はwaritFor〜ではじまるという規則があります。
表7:Assertionコマンドの例 |
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| Accessorコマンド | |||||||||||||||||||||
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そのページ内の指定した要素についての値を取得して変数にセットするコマンドです。Seleniumの内部処理的にはAssertionコマンドの元になっています(AssertionはAccessorをベースにして作成されている)。コマンド名は、store〜からはじまるという規則があります。実際にテストコードを書く際に使用することはあまりないでしょう。
表8:Accessorコマンドの例 |
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| Seleniumのコマンド記述方法 | |||||||||||||||||||||
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Seleniumのコマンドは基本的に以下の書式で記述します。
表6:Seleniumのコマンド書式 Seleniumでは第1引数のことを「ターゲット」、第2引数のことを「バリュー」と呼びます。その名前があらわように、第1引数は主に対象(ターゲット)となるHTML要素を示す場合が多く、第2引数は入力したり検証したりする値(バリュー)を示すことが多いです。引数の有無はコマンドによって異なりますが、基本的には以下の3パターンしかないため、非常にシンプルです。
表7:引数の有無のパターン HTMLでテストコードを記述する場合は、HTMLのtableとして記述します。上記のコマンド書式にしたがって、1行3カラムのtableを作成し、そこにコマンドや引数を記述していくイメージです。引数がないコマンドの場合は、そのカラムは空にしておきます。 ![]() 表8:HTMLテストコードのtableイメージ 開発言語でテストコードを記述する場合は、その言語に従った関数呼び出しの記述方法と同様に行います。 Javaテストコードの例
Selenium sel = new DefaultSelenium("localhost", SeleniumServer
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