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Webアプリケーションへの組み込み
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最後にWebアプリケーションへの組み込み方法について説明します。設定に関してはJasperReportsのデモにwebappというWebアプリケーション用のデモが含まれていますので、そちらを参考にして行ってください。
基本的な流れは今まで説明してきた内容と変わりませんので、ポイントとなる部分についてのみ説明します。
Webアプリケーションへの組み込み方法
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// (1)byte[]としてPDFを生成
byte[] bytes = JasperRunManager.runReportToPdf( jasperPath, paramMap, con);
// (2)出力設定
response.setContentType("application/pdf");
response.setContentLength(bytes.length);
// (3)生成したbyte[]をストリームに出力
ServletOutputStream ouputStream = response.getOutputStream();
ouputStream.write(bytes, 0, bytes.length);
ouputStream.flush();
ouputStream.close();
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(1)byte[]としてPDFを生成
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ストリームに対して書き込むために、byte[]としてPDFを生成します。
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(2)出力設定
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この部分は通常のサーブレットと同様にコンテンツのタイプとデータ長を設定しています。
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(3)生成したbyte[]を出力
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生成した"ServletOutputStrem"に対して作成したbyte[]を書き込みます。
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まとめ
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今回でiReportの説明は終了ですが、いかがでしたでしょうか。定型の帳票であれば、かなりの範囲がiReportでカバーできる事がお分かりいただけたのではないかと思います。次回からは、iReportのグラフ出力にも使われているJFreeChartというJavaからグラフを生成するためのライブラリについて説明します。
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 横井 朗
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。
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