評価尺度と対策

尺度 25%長工期 適正 25%短工期 25%以上短工期
工期設定の考え方 欠陥の発生を無くしたい品質重視 提案モデル
  • 顧客の要望
  • 流通業
外的対応/工期制約(対コンペ戦略、新商品の販売、株式の上場、企業の統合など)
工程管理上の対応策 充分なシステムテスト期間の確保 中日程計画の充実(役割分担別WBS管理)【注1】 中日程計画の充実(週間別管理) 小日程計画の充実(日別管理)
その他の対応策
  • 品質重視のテスト計画書、テストケースの緻密化
  • 安定稼動のための分割立上げなど
  • WBSによる全体計画と局面化開発の徹底
  • レビューの徹底
  • テストケース充実
  • コンバージョンデータのフル活用
  • 確実な変更管理
             同左
              +
  • 標準化の徹底と実力のある一括外注の採用。
  • システム範囲、対象の部分稼動
  • RAD【注2】 + DOA【注3】
  • 性能事前検証
  • 変更管理の強化
                       同左
                        +
  • ベテランプロジェクトマネージャーの投入と会社あげての協力および監視
  • パート図での計画
  • ベストメンバー選出
  • クリーンルーム手法
  • 二交代制の適用
  • 顧客主体テストチーム設置
  • パッケージの活用
  • 部品の再利用
  • オープンな進捗情報管理
※注1: WBS(Work Breakdown Structure):プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図
※注2: RAD (Rapid Application Development):ソフトウェア開発技法の一つで、プロトタイプと呼ばれるシステムの完成イメージを何度も制作、評価し、プロトタイプを次第に完成品に近づけてゆく手法
※注3: DOA(Data Oriented Approach):フローチャートをもとに行う開発に見られるように、処理(プロセス)から考えることをしない考え方

図1:評価尺度と対策

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