jms_pubsubサンプルを試す
はじめに
本連載はCeltix 1.0に用意されているサンプルデモのREADME.txtファイルを日本語訳したものです。README.txtファイルにはWindowsとUNIXにおける作業手順が記載されています。
今回はサンプル14「jms_pubsub」デモについて解説します。
連載ではWindowsについてのみ確認を行い、足りない手順についての内容を追加しています。UNIXを利用する場合には、Windowsの手順を参照してください。
CeltixのREADME.txtファイルには本来、サンプル12と14の間にサンプル13「j2ee\pojo」があります。このサンプルは ApacheのGeronimoとのインテグレーションを行うデモです。しかしGeronimoのバージョン1.2がマイルストーンの途中であり、手順通 りに作業を進めることはできないことから、本連載では取り上げません。
サンプル14 jms_pubsubのデモ
この「jms_pubsub」は、Document/Literal型を使った場合のJMSトランスポートのデモです。このサンプルでは、pub /subのメカニズムをDocument/Literal型のバインディングを使用し、JMSトランスポートの動きを示しています。
「jms_pubsub」デモを実行する前に、以下の内容を確認してから作業してください。
必要条件
celtix.jarがCLASSPATHに登録されていて、JDKとantのbinディレクトリがPATHに登録されているのであれば、samplesディレクトリのREADMEにある環境変数の設定スクリプトを起動する必要はありません。
環境変数が正しく設定されていなかったり、デモをビルドする際にwsdl2java、javacあるいはjavaコマンドを利用する場合は、環境変数の設定スクリプトを起動する必要があります。