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SAPジャパン、中小企業向けERP「SAP Business One」の新版を出荷

2007/1/12
受注残管理機能などニーズの高い機能を30項目以上追加

   SAPジャパンは1月11日、中小企業向けERP(統合基幹業務)ソフトウェアパッケージ「SAP Business One」の新版である「SAP Business One 2005B」の出荷を開始した。

   SAP Business Oneは、財務・管理会計をはじめ、販売・仕入・在庫管理や顧客管理、営業支援など豊富な機能を備えた中小企業向けのERPパッケージだ。今回提供されるSAP Business One 2005Bは、受注残管理機能の新規搭載や照合機能の拡張などを行っただけでなく、日本の商習慣に従った伝票における消費税処理の拡張、総額表示、印紙税にも対応し、30項目以上の機能追加・拡張をしたもの。

   また、パフォーマンスに関するデータを自動的に収集・分析するツールを標準機能として装備しており、ITの専任担当者のいない規模の小さい企業においても運用ができるようにしているという。

   なお、第一四半期にはSAP Business One 2005BとBIソフトウェアである「SAP NetWeaver Business Intelligence」との連携を予定している。これにより、子会社の販売状況をリアルタイムに比較・分析できるようになるなど、グループ会社全体を通じての経営戦略の立案を強力に支援できるようになるという。

問い合わせ先
SAPジャパン株式会社
http://www30.sap.com/japan/index.epx

(ThinkIT編集局  千本松 歩)