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日本電気株式会社
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日本電気が異種データベース間のデータ統合・連携ソフトウェア「DataCoordinator/RA Ver4.1」の出荷開始

2007/1/19
Ver3.2と比較して50%強の性能向上

   日本電気(以下、NEC)は1月19日、「DataCoordinator/RA」の最新版となるVer4.1を出荷開始したことを発表した。DataCoordinator/RAは、Oracle、SQL Server、PostgreSQLなどの種類の異なるデータベースに格納されているデータをネットワーク経由で連携させることができるソフトウェアである。

   Ver4.1では、DataCoordinator/RAのエンジン部分を大幅に強化し、データベース間のデータ連携性能をVer3.2と比較した場合、50%強の向上を実現したとのこと。「DataCoordinator/RA Ver4.1」の強化点は以下の通り。

  • 複数表からなるデータをより簡単に1つの表に統合
  • CSVファイルからデータベース、データベースからCSVファイルへの連携が可能
  • オープン系データベースのデータを基幹システムへ格納することが可能

表1:機能強化点

   これまでは、例えば本社の基幹システムのデータベース上の商品販売データと支店にある本社とは異なるデータベースの顧客データを、本社と支店、または支店同士で連携する場合、専用アプリケーションの開発コスト・保守コストを必要としていた。しかし本製品の導入によってそのコストが削減でき、異なるデータベースの連携をGUI操作で行うことができるという。

   価格は、DataCoordinator/RAサーバが200万円(税別)、DataCoordinator/RA エージェントが140万円(税別)、DataCoordinator/RA CSVエージェントが40万円(税別)となる。同社は今後3年間で300セット、15億円の販売を目指す。

問い合わせ先
日本電気株式会社
TEL:042-333-1643
http://www.nec.co.jp/
製品情報
http://www.ace.comp.nec.co.jp/dc/

(ThinkIT編集局  曽我 一弘)