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株式会社アークン
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アークンがWindows Vista対応の企業向け総合マルウェア対策ソフト「AntiMalware v5」の販売を開始

2007/1/31
企業のリスクとなり得るプログラムやコードを検知・処理

   アークンは1月30日、Windows Vistaに対応した企業向けマルウェア・グレーツール対策ソフト「AntiMalware」の最新バージョンとして「AntiMalware v5」の販売を開始した。


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   同製品は、スパイウェアやハッキングツール、ウイルスなどのマルウェアに加え、WinnyをはじめとしたP2Pソフトなどを検知し、処理を行うリスク検知ツールだ。また「拡張マルウェアデータベース」エンジンを搭載して正規/不正のどちらにも利用可能なツールを企業のセキュリティポリシーにあわせて「グレーツール」として管理できるという。


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   主な特徴は以下の通り。

グレーツールに対応した拡張マルウェアデータベースを搭載
  • ファイル交換(P2P)ソフトの対応範囲を150種類・6000シグネチャ以上に拡張
  • 商用キーロガー、hostsファイル改変マルウェアにも対応
  • ワンクリックウェアなど、日本産マルウェアの検知・駆除を強化
暗号化による改竄防止
  • クライアントPCに保存されるログの暗号化
  • クライアント・サーバ間の通信を暗号化
クライアントユーザ制御機能の強化
  • 専用クライアント管理ツール「AntiMalware Manager」のクライアントユーザ制御機能を強化
  • 運用ポリシー作成プロセスの柔軟化による、強固な集中管理
他社のウイルス対策ソフトと共存が可能
  • シマンテック/トレンドマイクロ/マカフィーなど、主要なウイルス対策ソフトへの対応
  • 2007年1月現在で、各ウイルス対策ソフトの2007年度の最新版と併用可能なことを確認済み
プログラム起動とスキャン速度の高速化
  • 現行製品と比べ、クライアントプログラムの容量を約40%軽量化
  • プログラムの起動時間およびスキャン速度を約50%向上


   これらの機能に加え、同社が運営する「スパイウェアリサーチセンター」に寄せられる情報を基に、スパイウェアをはじめとしたマルウェアやグレーツール情報をデータベースに反映し、PCのセキュリティを高めるとのこと。

   クライアントプログラムはWindows Vista/XP/ME/2000/98SEおよびWindows Server 2003/2000 Serverで、クライアント管理サーバはRed Hat Enterprise LinuxおよびWindows Server 2003/2000 Server/XP/2000で動作する。クライアントの管理コンソールはInternet Explorer 6.0以上で利用可能とのこと。

   同製品には、通常版の「AntiMalware −AS」とウイルス検知機能を持った「AntiMalware −AV」があり、それぞれオープン価格で提供される。なお、5クライアントの参考価格は「AntiMalware −AS」が2万250円から、「AntiMalware −AV」が2万7,750円からとなっている。

問い合わせ先
株式会社アークン
TEL:03-5294-6065
http://www.ahkun.jp/

(ThinkIT編集局  神保 暢雄)