ノークリサーチ、中堅市場における運用管理ソフトの実態調査のレポートを発表

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ノークリサーチ、中堅市場における運用管理ソフトの実態調査のレポートを発表

運用管理JP1Systemwalker

2007/2/15 11:00

シェアトップは日立製作所「JP1」で33.0%、2番手は富士通「Systemwalker」

ノークリサーチは2月15日、2006年の中堅市場における運用管理ソフトの実態調査を実施し、その分析結果を発表した。対象企業は年商50億〜300億円未満の中堅企業664社で、調査期間は2006年7〜11月。

同資料によると運用管理ソフトを「導入済」の中堅企業は17.7%、「導入を検討している・関心がある」は35.2%となっており、導入を考えてない企業が約半数を占める結果となった。

またメーカーシェアのトップは、日立製作所の「JP1」で33.0%。第2位は富士通の「Systemwalker」が24.3%で続き、第3位はIBMの「Tivoli」で7.0%となった。

メーカーシェア

メーカーシェア

中堅企業の市場においては、ブランド力のある日立製作所の「JP1」、販売力の強い富士通の「Systemwalker」が上位を占め、約6割のシェアを獲得している。

同社では運用管理ソフトの認知度は9割と非常に高く、「導入すべきツール」であることは認識しながらも、「運用管理」すべき仕組みが未整備であるため、中堅企業においての導入はこれからと分析する。

問い合わせ先

株式会社ノークリサーチ

URL:http://www.norkresearch.co.jp

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(ThinkIT編集局  曽我 一弘)

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