
ネットマークス、オラクルのアイデンティティ管理ソフトウェアとシャープ製複合機の連携を実現
アイデンティティ管理複合機内部統制
2007/3/27 11:00
複合機のID情報の管理作業軽減で、内部統制を推進
ネットマークスは3月26日、日本オラクルのアイデンティティ管理ソフトウェア「Oracle Identity Manager」と、シャープ製デジタルフルカラー複合機「MXシリーズ」を連携させるコネクタを開発したと発表した。
同社によれば、従来の複合機のユーザ管理では、大規模なシステム環境においてID情報の登録/変更をする作業に多大な労力を必要で、管理作業が大きな負担になっていたという。
本コネクタを利用することで、Oracle Identity ManagerからID情報を個々の複合機へ自動配信でき、ID情報の登録・変更が一括で行えるようになるため、ID情報の管理作業の軽減や、セキュリティ強化、運用の効率化がはかれるとのことだ。
本コネクタを含めたシステムの費用は一式3,000万円(500ユーザ、カラー複合機10台のシステム構成の場合)からで、2007年4月より提供を開始する(ハード機器、インテグレーション費用は別途必要)。
ネットマークスでは今回連携を実現したシャープ製複合機などに加え、「Oracle Identity Manager」と連携するシステムや対応アプリケーションを拡充し、より付加価値の高いアイデンティティ管理ソリューションを提供していくとしている。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)