
社団法人コンピュータソフトウェア協会、7月から日本ユースウェア協会と統合
CSAJJUAアライアンス大賞
2007/6/13 19:45
平成19年度の活動計画と第4回 CSAJアライアンス大賞の発表
社団法人コンピュータソフトウェア協会(以下、CSAJ)は6月13日、7月から日本ユースウェア協会(JUA)と統合することを発表した。名称は社団法人コンピュータソフトウェア協会となる。
CSAJは、コンピュータソフトウェア製品の開発企業団体である。JUAは、ユーザ利用におけるサポートサービス企業団体だ。今回の統合によって、CSAJの450社とJUAの66社が統合し、500社を超える団体となり、さらなるユーザに向けた統括的サービス支援を行っていくとのことだ。
またCSAJの19年度の活動について、CSAJ 会長の和田 成史氏から発表があった。
CSAJ 会長 和田 成史氏
CSAJでは、JUAとの統合によって新たにユースウェア委員会を設置する。委員長は現JUA 会長である藤井 洋一氏が務める。藤井氏は「ユーザの立場に立ったソリューションの提供の支援に力を入れていきたい」と今後も活発な活動を推進していくとした。
JUA 会長 藤井 洋一氏
和田氏はCSAJの19年度の重点活動として以下の5つをあげた。
- 法務知財関連活動
- 高度IT人材育成関連活動
- 国際関連活動
- 新サービス「SaaS」による新ビジネスチャンスの研究
- 個人情報保護啓発活動
この中でも、国際関連活動については、日中韓3ヵ国の協力で開催している「アジアEAフォーラム」が10月4〜5日に日本で開催されることに触れ、同時に開催されるCEATEC JAPANとともに注力していくとのことだ。
また、「第4回 CSAJアライアンス大賞」の最優秀賞・優秀賞が発表された。今回は全国各地から選出され、最優秀賞は京都のハイパーテック社のクラッキング防止ソフト「Crack Proof」が受賞した。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)