「KDE Plasma LTS」を最低3年間保守する「bullet-proof KDE Software」イニシアチブ発表
Kubuntu Focusが10万米ドル超を拠出、KDEのCIノードも3台追加
8月18日 23:50
Kubuntu Focus、Techpaladin Software、KDE e.V.は8月13日(現地時間)、KDE Plasma 6.6 LTSと関連ソフトウェアを長期間保守する「bullet-proof KDE Software initiative」を発表した。
今回発表されたイニシアチブでは、KDE Plasma 6.6 LTSと関連するKDE Frameworks、KDE Gearアプリケーションに対し、最低3年間にわたってバグ修正とセキュリティアップデートを提供する。Kubuntu 26.04 LTSの3年間のサポート期間を通じて、固定されたKDE系列を安定して利用できる環境の提供を目指す。
Linuxディストリビューションで最新のKDEリリースを採用した場合、新機能や過去の問題の修正を早期に利用できる一方、新しい不具合やリグレッションが入り込む可能性がある。特定のKDEリリースを固定すれば安定性を高められるが、上流でサポートが終了した後はバグ修正やセキュリティアップデートを受けられなくなる場合がある。
今回の取り組みでは、固定されたKDE Plasma 6.6 LTS系列に資金を提供して保守を継続することで、機能の安定性と長期的なアップデートの両立を図る。特に、業務環境や企業、公共機関などでの利用を想定している。
「bullet-proof KDE Software Suite」は現在、Kubuntu 26.04 LTSで提供されている。Kubuntu Focusも、自社が販売するすべてのシステムへKubuntu 26.04 LTSの一部として同ソフトウェア群を搭載している。
この取り組みはKubuntu Focus製品だけに限定されるものではなく、オープンソースの共同プロジェクトとして進められる。他のハードウェアベンダーやLinuxディストリビューション、企業なども、資金提供、ソフトウェアの配布、開発への参加が可能となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
共同プレスリリース
Kubuntu 26.04 LTS Release Notes
KDE Plasma 6.6 Release Announcement
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