Linux Mint開発チームは8月10日(現地時間)、Linux 7.0を搭載した「Linux Mint 22.3」向けHWE ISOを公開した。
「Linux Mint」は、Ubuntuをベースとするデスクトップ向けLinuxディストリビューション。独自デスクトップ環境のCinnamonを採用するエディションのほか、MATEおよびXfceを採用するエディションが提供されている。
HWEは「Hardware Enablement」の略で、通常のISOイメージより新しいLinuxカーネルを組み込むことにより、比較的新しいハードウェアとの互換性を向上させる仕組み。今回公開されたHWE ISOでは、通常のLinux Mint 22.3 ISOが採用するLinux 6.14に代わり、Linux 7.0が搭載されている。
Linux Mint 22.3向けLinux 7.0搭載HWE ISOのハイライトは次の通り。
〇Linux 7.0を搭載
〇新しいハードウェアとの互換性を向上
〇Cinnamon、MATE、Xfceの各エディションを提供
〇64ビット版ISOイメージとして提供
〇従来のLinux 6.17搭載HWE ISOも引き続き提供
〇通常版ISOではLinux 6.14を採用
など。
HWE ISOは、最新のLinux Mintに新しいカーネルを組み込んだインストール用ISOイメージとなる。Linux Mint Projectでは、HWE ISOについて通常のリリースと同様に品質保証テストを実施し、安定版として扱っている。開発チームは、新しいカーネルではNVIDIAやBroadcomのプロプライエタリドライバ、VirtualBoxなどのサードパーティ製カーネルモジュールが十分に対応していない可能性があると注意を呼びかけている。
Linux 7.0搭載HWE ISOは、ミラーサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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