GNOME Release Teamは8月5日(現地時間)、デスクトップ環境「GNOME 50.4/49.9」をリリースした。
「GNOME」は、LinuxなどのUNIX系OSで利用されているオープンソースのデスクトップ環境。デスクトップシェル、ウィンドウ管理、システム設定、ファイル管理、各種標準アプリケーションなどで構成され、現在はWaylandを中心としたデスクトップセッションを提供している。
「GNOME 50.4」は、GNOME 50系列の安定版アップデートリリース。ハイライトは次の通り。
〇MutterでHDR出力のマスタリングディスプレイメタデータに対応
〇Mutterで回転したモニタの再描画領域や複数のクラッシュを修正
〇Mutterでピクセル境界と一致しないモニタにおけるぼやけた描画を修正
〇GVfsのAFP、DAV、FTP、MTP、SFTPバックエンドで入力検証を強化
〇GVfsのOneDrive、MTP、SMBバックエンドにおけるクラッシュを修正
〇「GDM」を50.2にアップデート
〇GDMのパストラバーサル、自動ログイン回避、サービス拒否などの脆弱性を修正
〇GLibのGDBusServerにおける認証前のサービス拒否脆弱性を修正(CVE-2026-15588)
〇GNOME Shellで別ワークスペースの最小化されたウィンドウへ切り替える際の表示不具合を修正
〇GNOME ShellでHiDPI環境における拡大カーソルのスケーリングを修正
〇プレビュー画像を持たないファイルを開いた際にgexiv2がクラッシュする問題を修正
〇GLib、libadwaita、VTE、AT-SPI2 Coreなどをアップデート
など。
なお、本リリースのアップデートのいくつかを施した「GNOME 49.9」も同日にリリースされている。
「GNOME 50.3/49.9」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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